天満宮から大阪城公園へ

第130回くらわん会 2007/3/6

HR
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体操
大川
天神橋商店街
天満宮
天満橋
川崎橋
京阪電車
大阪城公園
梅林
雪柳
コース:京阪北浜駅~中之島~大阪天満宮~大阪城公園

 1月、2月は記録的な暖冬で、梅ももう散り始めているらしい。今日は一転して寒い日になった。中之島公園には132名の人達が集まってきた。中之島を歩いていくと、このあたりにはまだ所々ブルーハウスと呼ばれるテント小屋が川岸にたっており、外で朝食を取っている人、トイレの水を利用して洗濯をしている人、中には朝からマージャン台を囲んでいる人達など、結構我々よりも優雅な生活をしている様でもある。

 天神橋を渡っていく。整備された大川の遊歩道には桜並木があり、遊覧船も行き交い、高速道路が川を跨ぎ、ユリカモメが水に浮かび、高層ビルが建ち並ぶまさにこのあたりの水景は水都大阪の名に恥じないところといえる。日本一長いという天神橋商店街のアーケードにさしかかる。

 ほどなく大阪天満宮の境内である。善男善女、老若男女のお参りも多いが、受験シーズンも終わったせいかそれほどの混みようではない。名物という甘酒を買って飲むと、ドロリとした舌触りでものすごく甘く、辛口の飲み物もほしくなったり。神社のすぐ横に昨年できた繁昌亭があり、今の人気スポットになっているとか。

 国道1号線の広い歩道は賑やかなところで、おしゃれな店などがあり、俄然このあたりで我々の行列が停滞してくる。天満橋の北詰めから再び大川の川岸に下りていき、今度は川崎橋を渡る。この橋は歩行者専用で笠形のつり橋の鉄棧が非情に美しく、天神橋と天満橋と合わせた大阪3大名物橋であるという。

 前方に京阪電車が行き交っており、大阪城も見えてきた。一旦は地下に潜り、今度は大川に流れ込む寝屋川にかかる京橋を渡る。寝屋川市内にこの川の基点というところがあるが、チョロチョロした流れであり、大阪府内の町を流れてきて今は大きな川になっている。

 京橋口から大阪城に入っていく。何度も見慣れているが、こうして近くから見ると天守閣と巨大な石垣、内堀、外堀の壮大な曲線美など何度見ても素晴らしいと思う。堀の水はピンクに染まっており、よく見るとどうやら梅の花びらが漂っているらしい。

 梅園にはちょうど12時に着いた。一行はここで解散となり、お弁当を食べたり、梅見酒を楽しんだりすることになる。梅の方を見ると、この暖冬でもうすっかり散りそめており、わずかに梅らしいと思う花が残っておる程度で、なんとも情けない。本来は盛大に酒宴を張るつもりが、梅もなく、お酒を飲んでいると冷たい風が吹いてきて、早々と京橋へ逃げ帰ってきた。             (担当:石田、小郷)

ビル
天満宮
繁昌亭
大川端
遊覧船
ビジネスパーク百済門
大阪城公園
梅
なごり梅

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