醍醐寺から勧修寺へ

第119回くらわん会 2006/4/4

HR
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地下鉄醍醐駅
折戸公園で朝会
パセオダイゴローの中の陸橋を抜けて
醍醐寺参道
霊宝館
仁王門前の桜
随心院に向かう
小野梅園
<行程> (ここをクリック)⇒コース地図
京都地下鉄・醍醐駅 ⇒ 折戸公園 ⇒ 醍醐寺・醍醐三宝院 ⇒ 仁王門⇒随心院・小野梅園 ⇒ 勧修寺 ⇒ 京都地下鉄・小野駅
<距離> 約6km  <参加者数> 139名

 ようやく春らしくなり、今日は絶好のお花見日和になってきた。2004年に六地蔵迄延長された京都地下鉄醍醐駅で降り地上に出ると、あたりは大きなショッピングセンターやマンションが建ち並び、以前に比べ大きな様変わり。駅の西側の折戸公園には天候と花日和が幸いしてか会の人々はもう早くから集まり、最近では珍しい139名と多くの参加。
 パセオダイゴローの陸橋を抜け暫らく歩くともう醍醐寺にやってきた。ここ醍醐寺は、豊臣秀吉が「醍醐の花見」をするため三宝院に回遊式の庭園を作らせた、有名な桜の名所であり、花の頃には誰でも一度は来たいと願う所である。様々な旅行会社の旗を持ったガイドに従って続々と境内に人々が集まり外人の顔もちらほら、それでも、我くらわん会の大集団にはかなわない。枝垂れ桜、コヒガン桜やそめい吉野の老木はもう満開に近く、あたりはパット華やかさが漂い、人いきれ花いきれでまさに春爛漫。大きな仁王さんがいる山門からは有料、しばし門前で春を楽しむ。
  醍醐寺と三宝院の間の小道を歩いていくと、朱雀天皇稜や醍醐天皇稜の森があり、かってはこのあたりは天皇家の陵墓の地であったところである。住宅団地を抜け、奈良街道沿いに随心院があり一行は東拝観入り口より境内へ。
 小野小町、縁の寺で、小町伝説が色濃く残っており、化粧井戸や文塚、百夜通いの萱の木などの史跡がある。いったい小野小町という女性は此処だけでなく各地に色々の伝説が残っており、当時から有名人であったのであろうが、どれくらいの美人であったのであろうか、想像するだけでも楽しい。境内の小野梅園は遅咲きの紅梅<唐棣(はねず)の梅>が今満開、我々は桜ならぬ梅を愛でながら三々五々お弁当と酒盛りの輪ができる。
 再び12時半ばには、重い腰を上げ歩き始める。地下鉄小野駅を通り過ぎ、山科川を渡って山あいにある勧修寺(かじゅうじ)に入る。醍醐天皇ゆかり縁の寺で格式が高く、寺の塀には5本の線が刻まれている。一行はここで解散となったが、有志の人たちは入園料を払って庭園鑑賞をすることになる。氷室園と呼ばれる大庭園があり季節の花々が美しいという。
 今日は天気晴朗、寺もよく、花もよく非常に結構な一日を過ごすことが出来、くらわん会ばんばんざいであった。解散後、観修寺の白壁に映える満開の桜をめでながら個々帰路についた。
記:石田・梅原
コース説明
醍醐寺総門
三宝院拝観門
仁王門(西大門)
仁王門前
奈良街道沿いを行く
随心院で昼食
山科川を渡る
勧修寺
勧修寺で解散

地下鉄醍醐駅
2004年に六地蔵まで開通した地下鉄東西線醍醐駅を上がると近代的な町並みで驚く
パセオダイゴロー西館
地下鉄東西宣醍醐駅を上がり陸橋を渡って、パセオダイゴロー西館の向こうが折戸公園の集合場所
次月のコース注意
次月のリーダー野口さんから山吹渓谷コースの注意説明
三宝院
ここからは有料の三宝院内、特別史跡の庭園、国宝の表書院、数々の重要文化財がある
三宝院唐門
国宝の三宝院唐門(勅旨門)
三宝院唐門横
三宝院唐門横、枝垂れ桜、コヒガン桜やそめい吉野は、もう満開に近く撮影に集中する
仁王門前
桜に圧倒されながら仁王門前で小休止
安置されている仁王像(重文)は、もとは南大門に祀られていた尊像で、平安後期の長承3年(1134年)に造立された尊像
理性院
参道から北に進むと理性院、醍醐寺の塔頭のひとつで門を入ると正面に石仏群、先代住職が境内の地蔵尊を集めたもの
随心院に到着
随心院は小野小町邸跡といわれ、小町作と伝える文張地蔵や化粧井戸、文塚などがある
随心院 真言宗善通寺派の大本山随心院の山門 上の宮に参拝 小野梅林を眺めながら随心院で昼食
小町の化粧井戸
小野小町にまつわる様々な史跡があるが、化粧井戸には今でも水が湧いている
化粧井戸の案内
小野梅園の横に、小野小町が毎日使ったという化粧の井戸の案内がある
随心院を出発
随心院を出発、勧修寺(かじゅうじ)に向かう
小野駅付近
京都地下鉄東西線小野駅付近で、外環状を横切り、に向かう
勧修寺に到着 桜が満開の白壁が似合う勧修寺(かじゅうじ)に到着 地下鉄小野駅 勧修寺で解散、三々五々地下鉄東西線小野駅等から帰路につく
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