伏見稲荷から豊国神社へ

第116回くらわん会 2006/1/6

HR
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会長新年挨拶
伏見稲荷参道
大鳥居と楼門
本殿
千本鳥居
千本鳥居
稲荷奥社からこだま池へ
参道を外れて
京都一周トレイル
<行程> (ここをクリック)⇒コース地図
京阪伏見稲荷駅近くの公園に集合 ⇒ 伏見稲荷大社 ⇒ 千本鳥居 ⇒ 稲荷奥社 ⇒ 三つ辻 ⇒ 泉湧寺 ⇒ 今熊野観音寺 ⇒ 新熊野神社 ⇒ 三十三間堂⇒ 豊国神社(方広寺) ⇒ 耳塚 ⇒ 七条駅  
<距離> 約7km  <参加者数> 117名

 平成18年の新しい年の門出、117名の人たちが集まり、「おめでとう」と言いながら、今年もまた元気に歩ける喜びを噛みしめる。
  伏見稲荷大社は3ヶ日が過ぎた今日も、まだ大勢の人のお参りが続いており、我々も神殿の前に神妙に手を合わせる。朱塗りの千本鳥居のなかをやや登り加減に歩いていく。この鳥居は小さいものでは18万円くらいで奉納できるそうで、これくらいなら一本自分の名を刻んでもよいかなと思ってしまう。

 三辻から鳥居を離れて薮の小道を歩く。やがて住宅地に出て、薄暗い修験道の道場のある五社の滝を横に見ながら大きな泉涌寺の境内に入ってくる。皇室に縁のある寺で,皇族の墓や古墳などがあちこちにあり、しんと鎮まりかえっており清々しい雰囲気が漂う。
  西国三十三観音霊場の今熊野観音の広い休憩所を借りて弁当を食べることになる。京都は雪こそ降らないが今日も寒い日であり、ポットに入れてきた熱燗で身体を温めている人たちもおり、新年だなと思う。

 泉涌寺通りを下っていくと、車が多い東大路に行き当たる。歩道の脇には昔ながらの京の古い商店街があり、野菜とか魚とか肉などが店に並び生き生きした生活感のある町かどがあり、その中を歩いていく。前方に大きな楠の木が聳える新熊野(いまくまの)神社に入ってくる。かって後白河上皇がここから熊野詣でに出発しその後何回も何回も熊野を歩いて、今日の熊野信仰の礎を築いた神社であり、830年前に上皇が手植えられた楠の木が今こんなに大きな木になっている。

  重層なつくりの南大門をくぐると三十三間堂の長い建物が見える。今は三十三間堂の前に小さな法住寺という寺があるが、このあたり一帯は後白河上皇の御所があった法住寺殿があったところであった。
 京都国立博物館の格調のある洋風の建物を回りこむと豊国神社に来る。その昔、権勢を誇った秀吉が建てた壮大な方広寺があったところである。今はそのなごりの、豊臣氏滅亡の元になったといわれる鐘のみが残っている。国家安泰、君臣豊樂という字は今も白く塗られて歴史の生き証人の如くに見える。すぐ近くには、秀吉の朝鮮遠征のとき、敵の耳を切り取って持って帰ったものの供養の耳塚もある。
今日は東山の一角の寺社を巡り、新春の気を養うことが出来た。
石田富雄、小郷伸一記
参道の露店
楼門横から本殿へ
奥宮へ
千本鳥居
稲荷奥社
三つ辻に向かう
深草南明町の住宅街へ
五社の滝
月輪南陵
泉湧寺
今熊野観音寺境内へ
今熊野観音本堂
昼食休憩
新熊野神社
南大門から三十三間堂へ
京都国立博物館
豊国神社
豊国神社境内で解散
耳塚

伏見稲荷駅近くの公園
伏見稲荷駅近くの公園に117名が集まる
伏見稲荷参道
関西一の初詣ポイント伏見稲荷の参道には、3ヶ日を過ぎてもまだ人の列が続く
拝殿
拝殿横を抜けて本殿にお参り
御手洗所
御手洗所で手を清めて参拝
参拝を終えて
参拝を終えて、今年も幸多い一年でありますように
奥社に向かう
玉山稲荷前を通り奥宮に向かう
奥宮
奥宮に参拝し千本鳥居前へ
奥宮参拝
奥宮参拝を終えて千本鳥居へ
千本鳥居
赤い鳥居といえば、すぐに人々は「おいなりさん」を連想する
紅葉も雪の中
実際には二千本以上ある鳥居は15年程しか持たず補修される、小さいものでは18万円くらいで奉納できる
稲荷山案内図
稲荷奥社横の稲荷山案内図
稲荷奥社から熊鷹社へ
稲荷奥社から熊鷹社へ
熊鷹社から三つ辻へ
熊鷹社から三つ辻へ
五社の滝
階段を下りていった谷底に修験道場、五社の滝がある
泉湧寺 歴代天皇の山稜がこの地に営まれるようになり、皇室の菩提所として篤い信仰を集めている 今熊野観音に向かう 泉湧寺境内から今熊野観音に向かう
今熊野観音参道 東山三十六峰今熊野山のふところにある今熊野観音参道 弘法大師立像 大同2年(807年)、弘法大師が熊野権現のご霊示を受けてこの地に庵をむすんだという
昼食休憩 今熊野観音寺の休憩所を借りて昼食休憩に入るが、入りきれずに境内で昼食 泉湧寺山門 泉湧寺山門を出て東大路に向かう
三十三間堂前交差点 三十三間堂前交差点の向かいは京都国立博物館 京阪七条駅 東山の一角の寺社を巡り、新春の気を養うことが出来た、京阪七条駅から帰阪

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