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叡電・八瀬比叡山口駅(集合) ⇒ 宝幢寺 ⇒ 赤山禅院 ⇒ 叡電・修学院駅(解散) <距離> 約6km <参加者数> 54名 朝から雨が降っていて底冷えする感じがしていたが、出町柳に着いたら雪が降っていた。叡電出町柳駅の改札前に、雪で倒木があって、鞍馬線(宝ヶ池⇔鞍馬)が不通になっていると張り紙があり、ダイヤも大幅に狂っていた。 大雪で開催が危ぶまれたが、叡電八瀬比叡山口駅に集合したのは54人であった。辺りは一面の雪景色で枯れ木の枝にも雪が積もり素晴らしい景観であった。 佐々山会長の挨拶があり、前夜からの降雪で7~8cm積雪のため今日は雪で足元が悪いので、帰る人は参加登録を済ませて帰るように(参加費不要)、話があった。参加登録だけして17人は帰宅し、37人が雪道を歩くことになった。コースを変更し、当初の予定から御影神社と、鷺森神社以降を省略して叡電修学院駅までのコースになった。 今日のリーダー山本副会長からコース変更の説明と、雪道の注意を聞いて11時30分ごろに出発、周辺の山々は樹木が美しい景観を成していた。37人が雪の中傘を差して歩いた。 雪は間もなく霙(みぞれ)になった。出発して少し行くと山道になり雪にまみれた落ち葉を踏みながら歩く、5m程水溜りが出来ていて笹薮を迂回することもあった。時どき頭上から雪の塊が“ばさっ、ばさっ”と傘の上に落ちてきて驚かされる。山道を抜けると、宝憧寺までの道は舗装されているが、積雪がシャーベット状になっていて水溜りを歩いている様だった。会員は車の轍を伝うように歩いていた。ときどき前後から自動車がくるので除けるのに苦労していた。民家の庭先に南天や紅葉した「いろは楓」が雪を冠っていて、行く人の目を楽しませていた。積石に沿って道を左に曲がると宝幢寺の門前に出た、参拝をかねて小休止する。 宝幢寺は、全国各地にあり、室町時代の一色氏の菩提寺として建立された寺の末寺である。一色七郎は足利氏の一族で、渥美半島一帯を治めていた。 宝幢寺を出るころは、雪はもう雨に変わっていた。赤山禅院までの道は舗装されているが、雪のシャーベットが続いて歩きづらかった。 赤山禅院の周辺の紅葉が綺麗に雪を冠っていた。参拝をかねて小休止にした。此処で、今年最後の歩こう会を記念して参加者全員で赤山禅院前の石段で記念撮影をした。 赤山禅院は、陰陽師の祖神泰山府君を祀る。七福神の一つ福禄寿の寺と しても知られている。御所の表鬼門を守護し、拝殿の屋根の上には鬼門よけの猿の象が置かれている。 赤山禅院を出発して修学院の街中を叡電修学院駅へ向かう。白川通り・修学院口交差点を得て12時30分修学院駅に到着し解散した。 梅原光弘・安井重仁記 |
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