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<行程> (ここをクリック) ⇒コース地図
阪急・大山崎駅 ⇒ 山崎聖天下 ⇒ 西国街道 ⇒ サントリー桂工場(解散) ⇒ 送迎バス ⇒ 阪急・長岡天神駅 <距離> 約5km <参加者数> 50名 超大型の台風14号が日本海に抜けようとしている日に9月例会が重なった。そう言えばこのコースでの台風遭遇は昨年に引き続き2度目だ。いずれも幸いにも近畿はコースから外れ、日本全土で多くの被害が出ているが、こちらは無事に例会を開催できた。 本来は離宮八幡宮に集合して、天王山を途中まで目指す筈であったが、集合場所を駅前広場にして様子を見ることになった。それでも50名の参加者が集まった。幸いにも風があり昨日までの猛暑が、和らぎ歩きやすい天候になった。しかし昨夜の雨の影響を考え、天王山は見送って直行し、午前11時にサントリービールに到着、午前中で例会を終了して万一の場合に備えることになった。 阪急大山崎駅から細い路地を抜けて、JR・東海道線の踏切を渡る。観音寺(山崎聖天)さんの参道を左に見ながら、しばらく線路沿いに進み、名神高速道が見えてくる所でガードを潜り西国街道に出る。登る予定だった天王山が背後で、低い荒々しい雲の中に静まり返っている。 西国街道を通るコースは始めてだが、所々で道幅が狭く歩きにくい。歴史ある街道だが、余りその名残の建造物などは残っていない。名神高速の下を横切り、少し行くとふたたびJRのガードを潜る。 小泉川の橋を渡ると、間もなく新幹線の線路の向こうにサントリー桂工場の大きなプラントが見えてくる。右に行くと淀城に抜ける道路に出て、新幹線のガードを潜るとすぐにサントリー桂ビール工場の正門に出る。 映像室で案内嬢が、天然水など材料にこだわった四つの名水のサントリーモルツの特徴を紹介される。ロビー奥の美しい庭園には、ビールに使われる西山山系の地下水がくみ上げられ清らかな水が流れている。 表に出ると 正面左手にひときわ目に付くガラス張りの建物が、麦芽仕込みの施設だ。原料コーナーで、西山山系のこだわりの天然水や、二条大麦の麦芽、厳選されたホップを手で触ってみたり、匂いをかいで見たりする。麦芽仕込室には、独特のほの甘いがすっきりしない香りがたちこめている。 貯酒室には酵母と混ぜられ若ビールとなった液体を熟成させる巨大な貯酒タンクが横にずらりと並び、コンビナートのように複雑に、大小のパイプが走っている。ろ過室ではサントリーが最初に始めたミクロフィルターによるろ過が行われビールが完成する。表から見えている巨大なタンクには、1台に30万リットルものビールが貯蔵(毎日大瓶630mlずつ飲んで1200年分)されている。 見学の終わりは、ゲストルームで待望の試飲となる。まずは京都西山水系のサントリーモルツ の試飲、テーブルでは、南阿蘇外輪山水系、丹沢水系、赤城山水系と四つの天然水モルツの飲み比べをした。続いてザ・プレミアムモルツの試飲とビール好きにはこたえられない体験をさせて頂いた。今日の歩こう会は午前中で解散、サントリーさんの送迎バスで、長岡天神駅まで送って頂き台風に備えた。 冨田朝己記
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台風の接近に備え、午前中だけでビール工場見学メインのコース変更を説明する、田宮リーダー |
阪急大山崎駅を出発、聖天さんへの近道に向かう |
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今日は聖天さんへの近道を行く |
対岸には八幡の男山が望める |
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山崎聖天の登り口を左に見ながら線路沿いを進む |
再びJR東海道線のガードを潜って西国街道に向かう |
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防音壁で囲まれた名神高速を横切る | 小泉川を渡ると、右手の新幹線の向こうに、サントリー京都ビール工場が見えてくる |
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新幹線のガードを潜るとすぐにサントリー桂ビール工場の正門に出る |
ロビー奥の美しい庭園には、ビールに使われる西山山系の地下水が清らかに流れている |
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映像室で案内嬢が、天然水など材料にこだわった四つの名水のサントリーモルツの特徴を紹介 |
麦芽仕込室には、独特のほの甘いがすっきりしない香りがたちこめている |
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貯酒室には若ビールを熟成させる巨大な貯酒タンクが横に並び、コンビナートのように複雑にパイプが走る |
ろ過室ではサントリーが最初に始めたミクロフィルターによるろ過が行われビールが完成する |
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待望の試飲、まずは京都西山水系のサントリーモルツから | 京都西山水系のサントリーモルツ の試飲、テーブルでは、南阿蘇外輪山水系、丹沢水系、赤城山水系と四つの天然水モルツの飲み比べ |