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京阪・牧野駅 ⇒ 片埜神社 ⇒ 穂谷川緑道 ⇒ 山田池公園(昼食) ⇒ 水生花園 ⇒ 山田池公園拡大部 ⇒ 西部新道 ⇒ 学研都市線・藤阪駅 <距離>約7km <参加者数>143名 牧野駅西側、穂谷川沿いの小さい公園に143人が集まり出発。朝から初夏の太陽がぎらぎらと照りつけ暑くなりそうな予感がする。今回は片埜神社を経て、穂谷川緑道を歩き、山田池を散策後、JR・藤阪駅までの約7kmをゆったり歩くコース。コースの都合で片埜神社裏口から入り、重要文化財の本殿横をとおり、拝殿へはめいめいが参拝。片埜神社は遠くは野見宿禰、菅原道真、豊臣秀吉などの偉人とのゆかりが深いとのこと、裏口から御参りしたことが何か申し訳ない気がする。 正面鳥居から出て穂谷川右岸の穂谷川緑道に出る。緑道を出てすぐの左の大阪歯科大学も樟葉に移転し、今は歯科技工士の専門学校になっている。10時過ぎの穂谷川の歩道は行き交う人もまばらで、何か申し訳なさそうに我々の横を通っていく。川は水量が少なく淀んでいるためか、川面を一面藻草が覆っていて不潔な感じがする。対岸には、関西外大片鉾学舎が中宮に移転しその跡地を買い取って出来た、中央図書館、輝きプラザ きららが見え、防災公園や市営葬祭場が整備中である。 歩道の左下には民家が迫るようにあって、それぞれ土手をうまく利用し、花や木々、野菜等を育てている。中間点の葉っぱだけになった桜の木があるちょっとした広場で小休止する。 右手にゴミ焼却場を見て、国道をくぐり抜け、公園西口から山田池公園に入る。大阪花博の国際花壇を移転したクイーンズランドガーデンの入り口近くに俗称ビンブラシという花をつけた珍しい木が目についた。この時期の山田池は四季の中でも一番いいのでは?満々と水を蓄えている池の周囲を取り巻く木々は緑深く、花壇は赤、黄、青、紫、大小さまざまな花で飾られ、竹林では孟宗竹が風に揺れ、自然に満ち溢れている。楢、クヌギの間から見える浮身堂が池にアクセントをつけていてこれがまたいい。 今日のメインは花菖蒲。木で造られ折れ曲がった木道から見る、紫、赤紫、白などの花をつけた菖蒲、その名も清少納言、千代の春、玉宝殿、日出島等その種類の多さと美しさに感歎する。中でも愛知の輝というひときわ若草色の葉で、華やかな黄色の花菖蒲に気をひかれた。 帰りがけに寄った、昨年11月に新しく造成された南側の公園の高台「芝生の丘」、そこから360度見渡せる大パノラマは、秋の澄み切った青空の下であればもっと圧巻であろう。バーベキュウ広場に向かって丘を下り、公園南入り口から出る。第二京阪道の完成と同時にできた西部新道の歩道に出て、学研都市線・藤阪駅まで歩いて解散した。 (清水次雄記) |
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