社会貢献活動
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「天の川クリーン&ウォーク」は、七夕伝説で市民に親しまれ自然豊かに流れる天の川を次世代に受け継ぐため、 枚方市制55周年事業の一環で「天の川 大清掃」として始まり市内の多くの企業・市民団体・地域・学校など小学生から大人までたくさんの方が参加して行われ、18年目を迎えました。 枚方市では「天の川クリーン&ウォーク」以外に「船橋川クリーン作戦」、「クリーンリバー穂谷川」も実施しています。
今年の「天の川クリーン&ウォーク」の日程は10月26日(土)で、2~3日前から雨模様で開催が心配されましたが、当日は曇天でクリーン&ウォークには絶好の日和となりました。受付け開始前から多くの会員の方が集合され、昨年同様の44名の方にご参加いただきました。本年は松愛会本部の社会貢献委員長を担当している山元副会長が参加されました。
先ず、枚方市天の川再生実行委員会・大阪府枚方土木事務所の主催者から「ゴミを捨てさせない環境づくりの重要性」や「天の川の良さを知って欲しい」旨の挨拶がありました。次に伏見市長挨拶(代読)、清掃作業の注意事項などについて説明がありました。「天の川クリーン&ウォークの発足時点では、4tのゴミがあったが、昨年は0.4tに減っており、ゴミを捨てさせない環境づくりが実践されて、天の川の浄化にも大いに貢献しています。近年はゴミが少なくなっていますが、きれいな天の川を見ながらウォークを楽しんでください。」と紹介されました。
続いて大阪11区選出の佐藤ゆかり環境副大臣が登場し「この天の川クリーン&ウォークの取り組みは環境大臣賞を目指して是非継続してください。」と挨拶をされた。松愛会枚方南支部は、今年も最初に集合写真を撮った影響で、最後の方となりましたが、全員が火ばさみ・ゴミ袋を手に下流へ向けてスタートしました。
スタート時点はゴミも少なくウォーキングを楽しんでいましたが、その後川べりや土手の上の草むらで今回の台風で増水した時に打ち上げられた流木やガラス破片・ビニール類・衣服などが見つかりました。少し危険な感じもしましたが、川べりを降りたり、土手を上ったりして、ゴミを収集しました。
そして、事故もなく無事2キロの「クリーン&ウォーク」を終了する事ができました。曇天の中、ウォーキングも十分に楽しむことができましたし、作業終了後も、楽しく話されている方も見受けられました。
今年は、雨が続いて増水した天の川には海洋汚染マイクロプラスティックの源である河川でのペットボトル・発砲スチロール・ビニール等が岸辺に数多く打ち揚げられていました。この「天の川クリーン&ウォーク」の取り組み活動は、地球環境改善への小さな取り組みですが、まだまだ地道に取り組まなければならない活動であると感じ、今後も続けて参りたいと思いました。来年度も会員皆様のご参加よろしくお願いいたします。
後日、天の川再生実行委員会から連絡があり、今年の参加者は372名(昨年は527名)で、ごみ回収量は昨年より多く、470kg(昨年は420㎏)とのことです。
写真:中溝・松島・永井 記事・HP作成:永井