開催日 2017年9月13日(水)
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◆2017年 歴代役員懇談会 式次第
◎本日のレジメ
◆枚方南支部開会挨拶 櫻田支部長
◆松愛会 波江副会長ご挨拶
◆支部活動の報告
◆歴代役員の思い出のお話
◆参加者のご紹介
◆交流懇談
◆開会挨拶 櫻田支部長
本日は、歴代役委員を囲む懇談会にご出席を賜わり有難うございます。松愛会は1972年、S47年に279名で発足しました。 枚方地区は当初137名でスタートしています。その後1987年に南と北支部に分離をしました。今年分離発足30周年を迎えました。 現在は15班体制、会員1089名に成長しています。
本日このような会を開催させて頂いた主旨は、支部活動に尽力を頂きました歴代の役員経験者の経験談や苦労話を現役地区委員にお教えいただき 、また意見交換することによりより良い支部活動に繋げていくことです。 また松愛会全体の課題でもある会員動向の現状と対策をお聞きいただき歴代役員の皆様の絶大なるご協力を宜しくお願いします。
◆波江副会長のご挨拶
本日は、支部発足30周年おめでとうございます。松愛会は、全国で28,835名、平均年齢70.6歳になりました。 2025年に75歳の予測が2022年もしくは2023年には到達すると思われます。凄まじい速さで高齢化が進んでいます。 しかし年金は65歳支給開始に引き上げられ更に70歳にと言う話もではじめています。
枚方南支部は平均年齢が全国3位と聞いていますが、全体的に見ても会員減少傾向が加速していくと思われます。 入会者はいますが、亡くなる方が多くなっているからです。新しい入会制度は、入会しやすくしていくことを基本にしています。 新しい入会制度の実効性を高めていただくためにも歴代役員、現役役員の皆さんのご協力を是非ともお願い致します。
◆活動の報告 櫻田支部長
本日の参加者は、歴代役員28名の皆様に出席いただきました。有難うございました。2016年度の支>部活動の報告をさせて頂きます。 地区委員は15名中6名が留任、9名が交代しました。嬉しかったことは、8年振りに女性地区委員が復活したことです。 おかげできめ細かい取り組みをしてもらっています。また1年間かけて8つの同好会を体験させて頂きました。昨日は料理教室に参加してきました。 2017年は12名が留任、3名が新任になりました。
枚方南支部の平均年齢は、71.8歳で全国3位(京都支部、高槻支部、枚方南)の順。支部の班別平均年齢は、最高74.4歳に達したことを報告します。 (中略) 本年度の支部活動方針は、より多くの会員の皆様が ”親しみ、楽しく、喜びあえる”支部運営を目指して活動を進めています。 加えて各支部行事、同好会の活動報告をされました。この後本日参加の皆様と現役地区委員の紹介が有りました。
◆歴代役員の皆様のお話
◎石井さんのお話・・・H9年に支部の幹事に就任。翌年本部へ行った。支部の思い出に春レクや社会見学を覚えている。 歩こう会や料理教室もやった。宴会は枚方仙停でよくやっていた。新春懇親会に200名以上、出席していた。当時の最大の課題は松愛会の財政逼迫であった。 この頃は、年会費は無かった。早期退職者の増加も加わり、最悪の状態であった。松下電工OB会の年会費4000円に習い提案したが、総スカンであった。
4000円から3000円、2000円となり、ようやく1000円で全国の会員さんに了解してもらった。おかげで財政の健全化が実現できた。 また松愛会のホームページを立ち上げようと提案した時も三役、全支部長にこぞって反対された。理由はパソコン保有者が会員の10%程度であったからである。 会報で充分である。との意見が大半であった。 今日、出席の枚方南支部の冨田さん達の支援を受けて、何とかやり切った。支部のHPも見ているが、良く出来ている。 これからも宜しくお願いします。
◎岸田さんのお話・・・入会時会員は、500人程であった。当時は高度成長期で60歳定年で年金も失業手当も沢山もらっていた。 まもなく早期退職制度で会員が急激に増加した。その分財政の健全化や会費徴収制移行に苦労した。高齢化や意識も多様化してきているが、役員の皆さんには頑張ってほしい。
◎土井さんのお話・・・H12年に入会した。地区委員2年、支部長6年の合計8年やりました。 当時は、支部行事の参加率が悪くどうしようもなかった。 参加率向上のために同好会の活用を図ることになった。くらわんかオープン、グラウンドゴルフ、卓球、料理教室を立ち上げた。 グラウンドゴルフは休会になっているが是非、再開して欲しい。
◎重田さんのお話・・・松愛会40周年、支部25周年の時に記念支部だよりを作成した。地区委員全員で編集したが良い勉強になった。 記念誌は是非残して欲しい。歴代役員懇談会も今回で3回目になり、4回目もお願いしたい。新会員には、まず「新入会員歓迎会」に参加してもらい、その後は、 例えば同好会でスタートする方もいますが、それぞれのペースで松愛会の良さを感じてもらいたいと思います。それが地区委員の育成になります。
◎廣谷さんのお話・・・H13年に地区委員になり、心優しい男性地区委員に見守られて4年間やりました。 新春懇親会の作品展でやっと自分の仕事を見つけました。 友愛訪問の時に今自分が何処にいるのか分からなくなることもしばしばでした。 インターフォンを押すのに、とんでもなく勇気が必要でした。おかげで友人も沢山出来ました。
◆懇談が盛り上がります
◎冨田さんのお話・・・松愛会の活動は素晴らしい。きめ細かく活動し色々な企画を出し実現してきた実績があります。 枚方市の人口は近い将来4人に1人が高齢者時代になると言われている。
高齢者の活動を支える団体は他の企業にはないと思う。 この活動を地域の高齢者対策にも活用していって欲しい。何かしたくても受け皿がない。活動ができる場を提供して欲しい。そして高齢者の支えになって欲しい。 是非検討をお願いします。
◎稲継さんのお話・・・支部地区委員の後任探しについてはいつでもどこでも大変苦労をしています。 高齢化と新会員の減少で更に担い手がいなくなる。 各班個別に後任探しをするのではなく支部として地区委員の組織的育成確保をお願いしたい。是非真剣に議論して欲しい。 2点目は、会員本人が不幸にして亡くなられた場合、 残された配偶者が準会員として松愛会に残れることはできないか。処遇、会費等も含めて本部で検討して欲しい。
会場掲示された30周年史記念号をご覧になる方は、ここをクリック
◆歴代役員と現役役員の参加の皆さんです
全員で記念撮影 参加者39名(1名退席)の皆さんと松愛会 波江副会長(前列左端)
最後に・・歴代役員の豊富な経験談や貴重な苦労話をはじめ、熱い思いから大胆な提言をいただき身の引き締まる思いがした。 支部長、地区委員一同 新たな気持ちで支部活動の原点に立ち返り、支部を支えていこうと誓いあった
写真:日垣、吉川、永井、中溝 記事・HP作成:中溝