『枚方市 野外活動センター』 |
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枚方の施設 第12回 |
2010/10/20取材 |
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野外活動センターの概要 「自然の中で野外活動等を通じて、市民の余暇の活用、及び自然に関する知識の向上並びに、青少年の健全な育成を図ることを目的とする。 」という運営基本理念を柱に昭和45年に開設、平成4年10月に全面リニューアルされ現在の形になりました。 枚方市の東部『穂谷』にあり、里山の自然あふれる野外活動センターです。 愛称の「HAO」(Outdoor Activities center of Hirakata)は野外活動センターの挨拶です。 年間の利用者数は約18,000人で、そのうち宿泊利用者は約半数です。利用者は学校関係ボーイスカウトや自治会等の各種団体が中心でしたが、最近は個人(家族や小グループ)での利用が多くなっています。 今回の見学取材は、野外活動センターの山本所長様と公益財団法人枚方体育協会の三宅主査様に概要説明をしていただき、その後三宅主査様にセンター内を案内していただきました。 施設の概要
野外活動センターの事業概要 センター主催事業の「かわせみ自然塾」では毎月その時季に相応しいテーマのイベントを実施しています。 その主なイベントは、キャンプ事業、環境教育事業(天文教室や自然観察、森林保全活動)、指導者育成事業(ボランティア育成事業)です。 ★キャンプ事業 【わんぱくキャンプ】は毎月1回、仲間たちと共に自然体験活動を行うメンバー登録制の小学生キャンプです。 【キャンプウイーク】は、中高生チャレンジキャンプ(3泊4日)・ジュニアキャンプ教室(2泊3日・小学1~3年生)・キャンプ教室(3泊4日・小学4~6年生)を夏休み期間中に実施し、動員数の多い最大の事業となっています。 【ファミリーキャンプ】は、1泊2日でファミリーを対象に〝自然〟や〝文化行事〟その他、〝アウトドア料理〟〝クラフト〟など季節にあわせていろいろなテーマで行っているキャンプです。 ★環境教育事業 【自然観察、野遊び体験】は、穂谷の野山に自生する植物や動物、昆虫などの観察、自然を使ったクラフトや野遊び体験などを中心に行う事業です。 例えば、10月には<森で野あそび「ふしぎなキノコ」>が実施されました。 【里山保全体験】は、施設内の「竹林」を中心に行っている保全活動(竹林伐採)と、その竹を使った遊び体験などを中心に行う事業です。 例えば、10月~12月には、全5回で<里山保全講座「穂谷の里山を知ろう」>が実施されます。 【天文教室】は、天体観望施設(ステラホール)にて宇宙の不思議や季節の天体、星座、神話なども交えながら天体観望を楽しむイベントです。 例えば、12月には「望遠鏡を作って月を見よう」というテーマで実施されます。 ★指導者育成事業 キャンプ・天文・自然観察・里山保全等、様々な自然に関わる分野においてボランティア活動を体験しながら知識を深め、人と自然に向き合う人材育成を行います。 ★アクティビティのプログラム 自然を体感でき、思い出に残る各種アクティビティが用意されています。利用申し込みをするとアクティビティメニューからプログラムを組んで、センターでの滞在時間(宿泊・日帰り)を目一杯楽しく活動できる工夫がされています。 メニューにはセンター周辺の交野山からの北河内の夜景を見るナイトハイキングや14個全て木製のアスレチックコースがあるグリーンスポーツ場やディスクゴルフ(注1)です。 センター内の竹を使ったモノ作りやガラス細工・キャンドルクラフト等、雨天プログラムも用意されていますので安心です。 特にお勧めは夜空にちりばめられた宝石の中から自分だけの宝石を見つけられる60cmの大望遠鏡での天体観望です。 ※注1:ゴルフボールの代わりにフリスビー(プラスッチク製の円盤)を投げてバスケット型のゴールに何投で入れるかを競う。(9ホールで所要時間は3人で約30分) 大人から子どもまで楽しめる。 ★食事のサービス アウトドア料理(ジャングルピザ、ロースト・ゴジラ・チキン、穂谷鍋などのレシピが沢山用意されている。)の提案や作り方の指導もキャンプカウンセラーが行ってくれます。 また、面倒な買い出し不要な食事&食材提供サービスもあり、利用の10日前までに予約すると出来ます。 詳しくは野外活動センターのホームページをご覧ください。 http://hirakata-taikyo.org/hao/ 取材後の感想 1)コンクリートジャングルに住む人間が自然に帰り、自然との共生を体験できる大変素晴らしい施設です。もっと多くの枚方市民に「野外活動センター」を知っていただき利用してもらいたいと思いました。特に小学校高学年生は必修の授業として体験させるべきだと思いました。 2)難点はアクセスですが、車でメインホールの近くまで入れるように道路と駐車場を整備することで、幼児・シニアー・高齢者を含めたより多くの利用者が増えると思いました。 3)60㎝の大望遠鏡での天体観望は、興味ある方はもちろんのこと興味のない方でも一見の価値があると思いました。 4)天体観望、自然観察、森林保全などに関心のある方は、ここを利用することでいろいろと学ぶことが出来ます。 また、ボランティア活動も出来ますので、大いに利用すると楽しいと思いました。 5)面倒な買い出し不要な食事&食材提供サービスもあって、気楽に行って楽しめるセンターであることを改めて認識しました。 (取材:井須、金箱、倉橋、鬼頭、山添、レポータ:金箱) |
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メインホール入口 |
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メインホールのロビー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オリエンテーション ホール |
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ロッジ内の2段ベッド
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フレッシュエアー型 テント |
センター内の案内を 受ける |
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フレッシュエアー型 テントの内部 |
三宅主査様より説明を 受ける取材の皆さん |
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