『市立枚方宿鍵屋資料館』     (枚方の施設 第2回)
2006/6/26取材  

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枚方公園駅前看板
 「市立枚方宿鍵屋資料館」は京阪電車「枚方公園」駅西側に位置し駅から徒歩5分程度の旧東海道(京街道)に面したところにある。敷地の広さは約300坪で建物は二つあり道路に面しているのが主屋、その奥に別棟(二階建て)が建っている。
資料館研究員の平尾さんの軽妙な語り口での枚方の歴史解説は、我々にとって大変興味深いものであった。

 主 屋 
客間、通り庭、土間、台所など船宿として栄えた江戸時代の姿が復元展示されている。土間にあるかまどや、火鉢など我々にとっても懐かしいものが展示されており、その中に小判の詰まった千両箱があり、持ってみたが大変重いものであった。また、通りに面した大きな扉は上下にスライドするものだが、重りと滑車を利用し片手で持ち上げられるように工夫されている。

○ 別 棟
1階は鍵屋を中心とした枚方宿の歴史を紹介している。古文書や出土品、そして大名行列が京街道を進む様子が精巧な模型で展示されいる。また、三十石船とくらわんか船の様子は映像で紹介している。
2階は63畳の大広間で、窓からは淀川が目の前を流れている。現在はイベントや食事をする場として使用されている。


【鍵屋資料館のご案内】

○ 場 所 枚方市堤町(上図参照)

 電 話 072−843−5128

 開館時間 9時30分〜17時

 休館日 毎週火曜日

 入館料 大人200円、小中学生100円

 ご注意 鍵屋には駐車場はありません。

鍵屋資料館案内図
鍵屋資料館
鍵屋資料館入口
鍵屋の説明
玄関の鍵屋紋瓦
鍵屋別棟2階
鍵屋別棟2階大広間
大広間から淀川を望む
主屋の起り屋根
三条実美の書
平尾研究員のお話
枚方市鳥瞰図
江戸時代の枚方
出土したくらわんか茶碗
出土品の数々
三十石船の模型
くらわんか船
大名行列の模型
武士用のお膳
土間にあるかまど
客間にある長持
懐かしい火鉢
嫁入り籠



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