2017年9月26日(火)
2017年の第4回目の料理教室が、秋晴れの9月26日(火)牧野生涯学習センターで開催されました。
8月がお休みで1ヶ月超しでしたが、受講生は元気な顔で集合しました。当日は、2人のメンバーが欠席され受講生17人の出席となりました。
今回は、C班が食材購入担当です。鯵の入荷が心配でしたがトロ箱いっぱいの鯵を仕入れてきました。
加藤先生から鯵の三枚おろしに使用する新聞紙が多く集まった事にお礼がありました。
また事務局より打ち上げ会の日程は11/28(火)、場所は「枚方がんこ店」に仮決定すること、変更要望は別途お知らせ下さいとの連絡があった後、、料理教室が始まりました。
そして先生の食事班はD班と連絡がありました。
本日は要望が多かった魚料理の「鯵のかば焼き」「高野豆腐と野菜の炊き合わせ」と「赤飯」の3点です。
鯵と高野豆腐と小豆の缶詰めなどの食材 | だしの材料(鰹と昆布) |
■高野豆腐と野菜の炊き合わせ
※炊き合わせとは、別々に煮て一つの皿に盛合せることである。
<下準備> 一番だし(混合だし)を取る
①:昆布を水に一晩つける。火にかけ、沸騰直前に取り出す。
②:鰹節を加え、ふつふつしてきたら火を消し、鰹節が沈んだら
こす。
<作り方>(高野豆腐・乾燥のまま)
①:鍋にだし汁と淡口しょうゆ、さとう、塩をすべて入れ火に
かける。煮汁が沸騰したら高野豆腐(乾燥のまま)を入れる。
高野豆腐は重ねないようにして、落し蓋をして、弱火~中火で煮る。
②:煮汁が少し残る程度まで煮たら、高野豆腐を取り出し、残った煮汁で下処理したオクラを青煮する。
説明を聞く受講生 |
鰹節をこしてだしを取り出す |
高野豆腐を乾燥のまま煮る |
■赤飯
<作り方>(缶詰めを使用する)
①:米ともち米をとぎ炊飯器に入れる。
②:赤飯用小豆水煮缶の水煮を汁ごと全部入れる。
③:水は炊飯時と同じ目盛りまで水を足す。
④:塩を加え混ぜて炊飯器のスイッチを入れる。
*塩加減は好みで。
■鯵のかば焼き
<下準備>(包丁は研いでおく)
①:鯵を三枚おろしにする。
・うろことぜいごをとる。
・頭を切り落とし内臓を出す。
・ボウルに水をはり、鯵をきれいにする。
・腹背背の順に包丁を入れ三枚におろす。
②:しょうがをすりおろす。
③:かば焼きたれをすべて合わせて作る。
<作り方>
①:三枚におろした鯵の切り身に塩を振る。
②:しょうが汁も付ける。
③:白ネギはぶつ切りにする。
④:キッチンペーパーで①の表面の水分をふき取り、
小麦粉を軽く振る。
⑤:油を敷いたフライパンで両面焼く。
白ネギも焦げ目がつくまで焼く。
⑥:かば焼きの調味料を⑤に加え照りがでるまで加熱する。
⑦:皿に大葉を敷き、⑥を盛り白ネギを添え、たれをかける。
お好みで粉山椒を振る。
各自 鯵を三枚におろす |
三枚におろした鯵 |
照り焼きにする |
今回は時間があったと思っていましたが、各班のスピードのバランスが良くありませんでした。
なぜなら、鯵の三枚おろしに班の特徴が出ました。
三枚おろしになれた、釣り好きメンバーのいる班は、班メンバーに上手に指導され時間の短縮ときれいに三枚おろしができていました。が班によっては、鯵の処理に時間を取られました。
ひとり2匹の鯵で三枚おろしに挑戦しました。
各班とも最後の追い込みをかけ食事開始時間を合わせることができました。
魚のおろしは、練習が必要です、家庭で練習することにしましょう!!
魚料理に、マイ包丁や包丁研ぎ器を持参する方が出てきて、メンバーに気合が入ってきました。今年も教室はあと一回となりますが、楽しくやって行きたいと思います。
また、打ち上げ会は班を超えて親睦をはかりたいと思います。
B班の皆さん |
C班の皆さん |
D班の皆さんと先生 |
先生から缶詰めを使った赤飯の炊き方のポイントがありました。
メーカー指定のご飯の量では、色付きが悪いため、ご飯の量は少ない方が良いと説明があり、具体的には3合炊きを2合炊きにすると「あずきめし」から「赤飯」になるとのことでした。
写真撮影/記事作成:江守 敏雄
HP作成:多々納 俊志