2017年5月23日(火)
5月23日(火)、風薫る清々しい晴天の中、2017年の第1回目の料理教室が開催されました。
本年は3名のメンバーが交代、また体調不良で1人の欠席者があり受講生18人の出席となりました。
約半年ぶりに再開したメンバーは、ブランクを感じることなく、元気な顔で再開を喜び合いました。
事務局の挨拶の後、A班から順に料理教室入会の動機などを交えての自己紹介で始まりました。例えば、家事分担で妻から勧められた、夜の料理担当をしている、習った料理を期待されている、食べることが好き、料理は初めて、将来に備えてなど、さまざまな動機でした。
先生の自己紹介では、健康づくり講座や専門家養成講座などの座学が多いのですが、作って食べることが好きでこの仕事を選んだこと、また、会員の希望が多い魚料理も取り入れて年間メニューを考案したとのことでした。
どんどん質問頂き、楽しくやって行きたいと挨拶がありました。
先生の挨拶 |
メンバー挨拶 |
購入材料の仕分け |
食材の班別の分配が終わり、料理教室が始まりました。
料理は段取りと料理順番が大切です。
他の教室は料理担当を決めて作りますが、この教室では一つの料理を全員で作り、全ての献立を順次皆で料理します。
米を研ぐ⇒だしを取る⇒鰯の下処理・・・白板での説明が進み、食材の分配の後、新メンバーの中から「米研ぎ」の実習をしました。
炊飯は、米を研いだ後、夏15分、春秋30分、冬60分後に炊飯しますと講義があり、時間を計っていたメンバーから講義途中に「炊飯時間です」と声が掛かり炊飯器に火が入りました。
本日の食材 |
米研ぎ |
昆布と鰹節のだしがら |
★混合だしのとり方
<下準備>
・昆布は、水に一晩つける。弱火でゆっくり加熱(沸騰はダメ)。
・昆布を取り出し鰹節を加えふつふつしたら火を消し、すぐに濾す。
注意:えぐみを出さない為に⇒蓋をしない、混ぜない、絞らない。
■鰯のさっぱり煮の作り方
・鰯の内臓を取り出し、溜め水で内臓を洗う(鰯の下処理)。
・鍋にショウガの千切りと鰯と調味料を加え、落とし蓋をして中火で炊く。
・煮汁が少なくなり照りがついたら火を消す。
頭と内臓を取る |
鰯を溜め水で洗う |
照りがつくまで煮る |
■豆苗ともやしの煮浸しの作り方
・豆苗は根の部分を切り取り、半分の長さにする。
・もやしは食べやすい長さに切る。
・うすあげは油抜きをして、短冊に切る。
・鍋にだしと調味料を入れ沸いたら、うすあげを入れひと煮立ち
したら、豆苗、もやしを入れて再びひと煮立ちさせ、火を止めて
煮汁ごと冷やす。
■味噌汁の作り方
・スナップえんどうは筋を取る。
・豆腐は、2cm幅で角切にする。
・青ネギは小口切にする。
・だしを火にかけ、煮立ったらスナップえんどうを入れ、火が通る
まで煮て味噌を溶き入れる。
・豆腐を加え、豆腐がふつふつしたら火を消す。
・お椀に青ネギと乾燥わかめを入れ、味噌汁を注ぐ。
豆腐を準備する |
鰯の盛り付け |
A班の皆さんと先生 |
B班の皆さん |
C班の皆さん |
D班の皆さん |
今回初めて参加された方は、「何が何だか解らないうちに、終了してしまいましたが、大変楽しく料理教室の受講が出来ました。」と料理に興味を持って頂くことができました。また、「今回は日常に作る料理なので自宅でも復習できます。」との事でした。
【 最後に 】 先生から次回ハンバーグ料理の時のパン食の希望を聞かれ、希望人数分のパンを購入することになりました。次回はパン食とご飯食に分かれるようです。
事務局から、昨年の料理教室の残金2,601円を松愛会・枚方北支部の「愛の募金」に寄付の連絡があり、江守が支部募金に引継ぎを行いました。
ありがとうございました。
写真撮影/記事作成:江守 敏雄
HP作成:多々納 俊志