<画像をクリックすると大きく表示されます>
2012年度 第4回ヘルシークック
おいしいカレーライス作り !!
2012年9月11日(火)

 カレーライスの人気は高い。簡単な料理のイメージがあるが、実は全く逆で奥の深い料理とのこと。欧風カレーはカレー粉に小麦粉を加え、熟成させるため寝かせる必要があり、仕込みに時間が掛かる。出来上がった時よりも翌日の方が美味しい訳だ。今回チャレンジするタンドリーチキンカレーは、生または乾燥したフレッシュな香辛料を生かし、寝かせる必要が無く、出来上がればすぐに食べられる。そして、翌日でも味はそんなに変らないと言う。
タンドリーチキンを広辞苑でひいてみると「インドの鶏料理。ヨーグルトや香辛料に漬け込んだ鶏肉を壺形のかまど≪タンドール≫で焼く」とある。そのカレー版が今回のメインディッシュであった。
 
チャレンジ3品の完成
チャレンジ3品の完成
ご飯の仕掛に集中
ご飯の仕掛けに集中
チーム毎に別けた食材
チーム毎に別けた食材

9:30 Cチームが鶏肉などをさげて買出しから帰ってきた。
9:45〜 2ヶ月ぶりに第4回がスタートし、ミーテイングの後、全員で加藤先生を囲んで集合写真を撮影した。
10:00〜11:00 作り方の講義をうけた。
11:00〜 調理実習に取り掛かった。
 糖分の入らないプレーンヨーグルトをベースに、カレー粉・塩・すりおろしニンニクなどその他色々の香辛料が非常にたくさん入っている。肉の臭み取りにローリエも入れる。鶏肉や牛肉の焼き方は、最初は強火で焼き始め、中火に落して片面をコゲメの付くまでしっかりと焼き、十分に焼ければひっくり返して焼く、何回もひっくり返さずに、肉のうまみを中に閉じ込めることがコツだと学んだ。
アボカドはビタミンEを豊富に含むくだもので“森のバター”と呼ばれ、グリーンの皮が黒紫色に近づくと食べごろになり皮もむき易い、切って身が空気に触れると酸化し変色するので、切ったらスグに調理する必要があるとのことだった。
半熟卵の作り方のコツを、鍋でゆでる場合と電子レンジを使用する場合の2通りの方法を学ぶ。冷蔵庫から出した冷えた卵を、スグには使わない、急に熱するとヒビが入るので、常温に置いてから使用することや、ゆで上がった卵には、即、冷水を流す、また、別の容器に移し余熱で固まらないようにすること、そしてまた、むきエビの美味しいゆで方のコツなども学んだ。
レタスのシャキシャキスープ作りでは、スープを仕上げる溶き卵のきれいな作り方は、食べる直前に溶き卵を菜ばしで、鍋の周囲に沿って一周し流し入れる、固まったら次を入れる。一気に入れずに何回かに分けて、スープが汚れないように静かに流し入れ、薄ごろもの感じに仕上げる。火は強火では卵が散らばるので必ず弱火で行う。最後にしょうゆで香りづけし味を整える。出来上がった温かいスープで、レタスがしっかり浸かるように注ぎ込むとペクチンの働きでレタスにシャキシャキ感が出る。

先生の講義に集中する皆さん
先生の講義に集中
先生の講義に集中する皆さん
先生の講義風景
見事な半熟玉子の完成
半熟玉子の完成!
ころもに焼き目が付くまでフライパンでチキンを焼く
フライパンでチキンを焼く
焼き上がったタンドリーチキン
焼き上がったタンドリーチキン
レタスを敷いて盛り付け
レタスを敷いて盛り付け

 11:50  こうして3品が出来上がり、先生もAチームに入って楽しみの試食会となった。
 12:10〜  反省会・まとめをした。今回はシンプルで作り易いメニューであった。
 12:30〜12:50 全員で手際よく後片付けと清掃を行う。
 12;50〜13:00 アフターミーテングの後、解散した。

スープの仕上げ(溶き玉)
スープの仕上げ(溶き玉)
これは美味いと試食中(Cチーム)
試食中(Cチーム)
先生を囲んで楽しそう(Aチーム)
先生を囲んで楽しそう(Aチーム)
なかなか美味しいと(Bチーム)
なかなか美味い(Bチーム)
完成してホッと一息する(Dチーム)
ホッと一息(Dチーム)
まな板の消毒にも集中しています
まな板の消毒です

タンドリーチキンカレーをマスターした喜びのヘルシークックメンバーであり、次回はいよいよ最終回を迎える。

写真撮影、記事作成:倉橋繁喜

Back