|
2012年度 第3回ヘルシークック |
|
|
おいしいカレーライス作り !! |
2012年7月10日(火) |
昨年の受講者アンケートでは、“炊き込みご飯”と“カレーライス“の作り方を学びたい、との声が多く、この要望に答えて先生に検討していただいたのが、今回の「煎り黒豆ご飯」であり、カレーライスも次回登場の予定である。また、今年のメンバーの希望で、メニュー毎に一人分の摂取カロリーがレシピに表示されることになった。成人が一日に必要な摂取カロリーは、概ね1,800Kcal〜2,200Kcalが目安だと言われている。今回は、3品で664Kcal/人である。
完成した3品 |
講義の内容を熱心にメモ |
ボードも使っての講義 |
9:05〜 Bチームが揃って、食材の買出しに出発し、その後、順次出席のメンバーが手分けして会場設営と調理用具などの準備を整えた。今回は、写真でご覧のように「煎り黒豆ご飯」と「キャベツ巻き甘酢がけ」と「魚と野菜の揚げ浸し」の三品にチャレンジ。
10:10〜11:10 レシピに基づき加藤先生の講義を熱心に学んだ。
11:15〜 調理実習に移り、黒豆をフライパンの弱火で煎り、皮がはじけてこんがり色づいてきたら火をおろし、予め洗米して水に浸けておいたお米に混ぜて吸水させる。だんだん黒豆から色が出て染まっていく、炊き上がったご飯に酢を少し入れると、もっと色鮮やかになるそうだ。黒豆の代わりに大豆やエンドウ豆・栗やサツマ芋を入れると、それぞれの美味しい炊き込みご飯が出来ることも学んだ。今回はしょうゆを使わず、塩だけの塩味つけであった。
「キャベツ巻き甘酢がけ」は、キャベツの葉脈の厚い部分を削ぎとり固ゆでし、せん切りにした夏野菜(キャベツ・にんじん・きゅうり・青じそ・しょうが)を巻き、見た目にも綺麗な酢のものを作る。先生の周りに集まって「せん切り」のコツを学んだ、あまり野菜を積み上げないように均一に重ねて、持ち手をネコ手にして、包丁を大きく上下に動かさずに切っていく、細く切るほど良いが、かなりの練習が必要だと思った。
「魚と野菜の揚げ浸し」は、レシピでは魚は“カツオ”となっていたが、仕入れの都合で”ヨコワ“になった。ヨコワはクロマグロ(本まぐろ)の若魚のことを関西では”ヨコワ“と呼ぶようだ。ヨコワの大きな切り身を食べ易い厚さに切る、そのまま刺身で食べられそうだが今回は油で揚げる。そのコツは、揚げる直前に片栗粉をつけて、余分な粉を落してから揚げる。揚げ物は火加減が難しいがこれがポイント。野菜の天ぷらでコロモのある場合は、カリッと揚げるために低温でゆっくりと揚げ、野菜の中の水分を飛ばすことが重要。エビやキスなど動物性の天ぷらは、中の水分を飛ばさないように高温で揚げることも教わった。
見事な先生の実演 |
実演を交えて授業 |
生徒の手捌きも見事! |
きれいなヨコワの切身 |
野菜のみじん切り |
先生の指導を受ける |
12:15〜 苦心の末、全チーム共3品が出来上がり、先生もBチームに加わり試食会となった。黒豆ご飯に魚と野菜の揚げ浸しがよく合って美味しい、キャベツの甘酢がけもさっぱりしていて夏の食事として好適であった。どのチームもキャベツ巻きを太く巻き過ぎて、しかも切り方が大き過ぎるので食べにくい。もっと食べ易いように1口サイズにすることの配慮を痛感しつつ、口一杯にほおばりながら反省した。
12:30〜13:00 先生の講評の後、全員で後片付けと清掃をして、今回も楽しいヘルシークックを終了した。
見事な盛付けでしょう! |
炊込みご飯に満足(Cチーム) |
先生との試食(Bチーム) |
出来を自画自賛(Dチーム) |
美味しいと満足(Aチーム) |
水一滴も残さぬ清掃です |
写真撮影、記事作成:倉橋繁喜
|