代表:河上 勲さん(枚方市村野本町在住) 取材日 2003年12月 & 2005年8月(追加取材) |
「おおさか環境賞」を受賞! (2005.6.20)
平成17年環境改善に寄与した、個人、団体、事業者に大阪府知事から贈られる賞を、団体の部で「枚方エコサイクル」が受賞いたしました。 <河上代表談> この受賞にあたり、グループ参画者をはじめ、市民の皆様からの暖かい支援と市関係部署の指導の賜物と思っています。 これからも皆様の良き理解と御鞭撻を頂きながら進めてまいりたいと思います。また昨年から「ひらかた環境ネットワーク会議」に参画して、環境によい社会を目指し、放置自転車対策、放置自転車の再利用の拡大、レンタサイクルへの支援などを進めてまいりたいと考えております。 このグループの中には、松愛会枚方北支部から河上 勲さん(代表)、間井谷 一義さん、井元 市蔵さん、枚方南支部から梅原 光弘さん、京都支部から安藤 和泰さんの5名の方が参加しておられます。 「自転車整備士免許に合格」 (2005.10.1) 結成、以来目標にしてきた、自転車整備士免許の取得に、2005年10月河上さんが合格した。これにより@官公庁など公の仕事に対応が可能になった。ATSマーク取付け(保険制度適用)認可される。B優良整備店の看板設置可能になる。など信頼性がさらに増すことになった。 そして今年から枚方市内の自主防災会に、災害時でもパンクしないセフティーサイクルを配置する市の事業に貢献されています。 <「枚方エコサイクル」のモットーと歩み> モットー 「多くの人に環境に優しい、リサイクル自転車の普及と放置自転車の削減を目指し、市街の美化にとり組む」 社会貢献活動の取り組み経過 ・平成13年(2001年)9月 市の「村野サプリ」内に「枚方リサイクル工房」として、5名で発足。 ・平成15年(2003年) 市・福祉課の車椅子点検整備開始。 ・平成16年(2004年)3月 「ひらかた環境ネットワーク会議」参画 ・平成16年(2004年)4月 市内45小学校の一輪車点検整備開始 ・平成17年(2005年)3月 リサイクル自転車再生、1000台突破、記念自転車市に贈呈 ・「広報ひらかた」4月号「よみがえらせた自転車1000台を突破」と紹介される。 ・平成17年(2005年)6月 レンタサイクル事業の推進と自転車の提供を企画立案 各種メディアへ出演 FMひらかた 6回、K-CAT/TV 2回、FMCOCOLO 1回 取材 NHK、毎日テレビ、ABCテレビ、関西テレビ 松下電器「ボランティア・市民活動資金支援プログラム」により支援を受ける。 循環型社会の形成に向け、粗大ゴミ削減と資源の有効活用を中心とする市民活動。 その資金により、自転車組み立て用装置、工具類を購入し役立てています。
廃校になった村野小学校跡に枚方NPOセンター「村野サプリ」が作られた。このセンターには四つのリサイクル工房がある。その一つで今人気絶頂の団体が「エコサイクル枚方」である。 代表は松愛会枚方北支部の河上 勲さんである。 この会は、 “限りある資源を有効に再利用し、ゴミの量をさらに減らそう”、 “放置自転車を無くし、美しい街づくりをしよう” のテーマを掲げて平成13年9月、5名の仲間でスタートした。 自転車の整備には整備士の国家検定が必要で、元自転車屋さんの整備士、浜田さんが、定年後ご支援いただきスタートができた。 仲間を集めて当初の活動は、分解、整備の勉強会を開きマニュアル作りから始めた。幸いにもナショナル自転車(国分)のご協力で研修させていただいた。 また枚方市第3事業部減量推進課の協力で廃棄自転車を集めていただいている。 広報「ひらかた」で営業活動、平成14年3月1日より、リサイクル車の販売とレ ンタル活動をスタ ート、長期のレンタサイクルは防犯登録付(部品更新料として年間2000円、 リサイクル協賛金2000円で貸出して返すときに返却、関西外大の学生やホームステイ留学生対象に) 販売は月10〜15台 2500円〜3000円 防犯登録付 毎月第1日曜日に行われている。平成15年1月にはNPOとして登録された。 製作が追いつかずにうれしい悲鳴 当初は月・水・金の活動だったが、その後仲間も18名に増え、今は月曜から金曜まで都合のつく日にボランティア参加をいただいている。 松愛会会員は河上さん【枚方北】の他に、梅原光弘さん【枚方南】、 間井谷一義さん、井元市蔵さん【枚方北】、安藤和泰さん【京都】の5名が参加されている。 廃棄自転車は市第3事業部などから、月に15〜20台が無償で割り当てで支給される。当然、民間のリサイクル業者にも引き取らせるが、こちらはお金を払って引き取ってもらっているようだ。 廃棄自転車は、全員で解体してそれぞれのパーツに整理して使えるものが保存される。工房の中にはきれいに整備された部品が所狭しと揃えて保存されていた。 主要部品は新品に取り替えられ、これらの部品はナショナル自転車やナショナルタイヤから提供を受けたものだ。 組立ては各自が完成まで一貫して取り組み、工具や組立て途中のパーツ入れは個人毎にあり、特殊工具は共用のようだ。1台の組立てには10時間ぐらいかかり、 もの作りを楽しみながら行うため月に30台程度が完成する。 リサイクル車の整備完成には、厳しいチェック(60項目のチェック表)で品質保証がされており、3年間はデーターが保存されている。昨年は342台を製作したが、 毎月第一日曜日の販売日に訪れた方は423人で、すべての方にお届けできずに、うれしい悲鳴をあげる結果となった。 昨年の主な活動 ・リサイクル整備自転車342台販売(累計で500台を越える) ・工房会議 月1回 ・リサイクル活動発表会【5月】市民にPR ・枚方市減量推進課での販売【10月】 ・枚方市エコフェアー【11月】に3回目の出場 ・NPO祭り【昨年11月29日】村野サプリにて開催、出場 これからの抱負 |
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