『第27回枚方まつり・くらわんか花火大会』 (第10回)
真夏の終演「くらわんか花火大会」 枚方まつりは実行委員会が主催し、多くの市民が企画や運営にボランティアで参加する市民祭です。前日から子ども映画大会や、歴史街道枚方宿フォーラムなどが市民会館で開催され雰囲気を盛り上げる。当日午前・午後の2回市民会館で公演された、こどもミュージカルは、枚方市在住の小学生、中学生の参加者を募集し、オーディションにより選ばれた子ども達が出演するもので、今年は枚方市が「七夕伝説の発祥の地」であると世間・後世に伝えていきたいということで、こどもミュージカル「星の降る町」が上演されました。 水辺公園で開催された市民祭は、今年は初めて開催された「夢・くらわんか踊参来(よさこい)大会」をはじめ、「忍風戦隊」ハリケンジャーショー、まつりトレイン、ミュージックフェスティバル、フリーマーケットなど数々のイベントにたくさんの人が詰めかけた。実行委員会の出店は300店舗を越え広い公園を三重に取り囲んでいた。 ふ・れ・愛・広場 昼間の会場を賑わせたのは、子どもから大人までが楽しめるイベントをと企画された「ふ・れ・愛・広場」。ここには本物の蒸気で走る「ミニSL」、ひらぱーで人気の「ダイヤモンド迷路」、野球のボールを使って9枚の的を当てると素敵な参加賞が当たる「ストラックアウト」、YMCAの指導者の皆さんが一緒に遊んでくれる「キッズプレーコーナー」などのゲームコーナーがあり親子で楽しんでいました。 またローターアクトクラブの皆さんが凧作りを教えてくれる「凧作ってあーそぼ」、ボーイスカウト連盟の皆さんが教えてくれる「森の教室」、SA(シルバーアドバイザー)北河内の皆さんが、木を使った玩具など素朴な遊び道具作りを教えてくれていました。 周辺の芝生広場では、大学生のクラブが自分たちの活動を披露する場所「教えて!? アミーゴ!! 」があり自分たちの大学をPRしていました。海上自衛隊の制服や帽子を子どもに着せて写真をとり、自衛隊の堅いイメージが無く、楽しく頼もしい人たちの集団として海上自衛隊が広報活動をしていたり、浪速国道事務所が「緑立つ道」の広報をしていました。 会場内の遊歩道を周回する「まつりトレイン」は乗り降り自由で、炎天下の会場内の移動も楽に行えました。またリサイクル品、掘り出し物などを探し当てる「フリーマーケット」は市民の出店で、 まつりの宝箱とも言えます。 恋人たちの格好のデートスポットの川岸では「リバーカヤック・カヌー体験試乗会」が行われていました。事前に枚方カヌー協会に応募した人たちが、見え方が全然違う淀川から見る枚方の風景を味わっていました。 ミュージックフェスティバルと夢・くらわんか踊参来大会 広い会場には二つの舞台が設けられていました。会場中央付近の舞台では「ミュージックフェスティバル」が開催され、若者が次々と熱い演奏を披露していました。 また枚方大橋近くには「夢・くらわんか踊参来(よさこい)大会」の大舞台が設置され友好都市名護市から名桜大学が「エイサー」を披露してくれたり、交野市の中学生がジャズダンスを披露してくれたり、花火大会が終演するまで、新しい枚方よさこい音頭の披露や会場を巻き込んでの踊りなど様々の団体の演技が続いていました。 お祭り会場の様子は地元のTV局「KCAT」とラジオ局「エフエムひらかた」が実況中継をしていました。 くらわんか花火大会 枚方大橋に見事な夕日が落ちる頃、会場は超満員に、いよいよメインイベントの「くらわんか花火大会」の開演が近付き、3000席を越える特別観覧席も観客がつまり始めた。NALCの竹遊会の皆さんのボランティで作られた「竹ろうそく」にも灯がともりあたりに期待がみなぎる。会場は昼間の猛暑とはうって変わって水面を渡る川風が心地よい。 今年の花火のテーマは「伝説から新しいまちの鼓動へ」 テーマを華麗に表現する打ち上げ花火は 1.プレリュード 2.小さな鼓動〜何かが始まる 3.星空の彼方に 4.美しい星垂る(ホタル) 5.かささぎのふれあい 6.星のたんざく 7.天川の舞(奈良県天川村協賛) 8.虹色のパラダイス 9.星に願いを 10.光るミルキーウェイ 11.天の川〜伝説の流れ 12.大きな鼓動〜愛する故郷、枚方から 後は心ゆくまできらびやかな花火を楽しんでいただこう。 花火の画像はこちらをクリックし「花火アルバム」 でたっぷりとお楽しみ下さい。 |