枚方北/南支部 コラボ企画
2019年7月1日(月)
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<始めに>
例年開催していた「バス旅行」に替わり、今年は、枚方北支部/枚方南支部「女性会員のコラボ企画」として、『宝塚歌劇 観劇会』を開催することになりました。
会員様に案内チラシ到着後、わずか数日で申し込み予定数に達してしまうほどの盛況ぶりでした。
前日には大雨が降り心配されていましたが、集合時間のころには雨もあがり、枚方北支部50名・枚方南支部87名 合計137名のご参加です。ご夫婦・親子で来られる方も多く見受けられます。
宝塚歌劇の幕開けは1914年、大正時代にさかのぼる。宝塚歌劇を創設したのは、小林一三(いちぞう)翁です。1911年に誕生した「宝塚新温泉」(宝塚ファミリーランドの前身)の拡充にあたり、
室内プールを目玉にした2階建ての洋館「パラダイス」を開業。しかし、夏の2ヵ月ほどで閉鎖に追い込まれます。そこで、この場所を使って余興を見せようとひらめいたのが、宝塚歌劇の始まりらしいです。
劇団のシンボルソングのようになっている「すみれの花咲く頃」は、ドイツ映画主題歌「リラの花咲く頃」を、フランスでシャンソン化して歌われているのを白井鐵造が、持ち帰り詞をつけたと言われています。
宝塚歌劇には現在、花・月・雪・星・宙(そら)の5つの組と専科があります。全ての公演が組ごとに行われ、お芝居やショーの演目の違いはもちろん、組ごとに異なる魅力が楽しめます。
今回観劇する「雪組」は、1924年、旧宝塚大劇場の誕生とともに新設され、心の機微を描く日本物に定評があり『忠臣蔵』『るろうに剣心』などを上演。1996年には『エリザベート』を初演し、成功に導いています。
参加者の多くの方は、JR宝塚駅に到着後、松愛会の案内に従い、陸橋から「阪急宝塚駅」へ移動。阪急宝塚駅は、宝塚歌劇の案内がいっぱいで、もう大劇場に来たような気持ちになりました。 大劇場の赤い絨毯の階段を思わせる階段を降りると、目の前には、「ゆめ広場 宝塚歌劇モニュメント」が飛び込んできました。 向こうには「宝来橋」が見えます。左に曲がり、 「ソリオ宝塚」をくぐり、しばらく歩くと「花のみちの石燈篭」が見え「花のみち」の始まりです。 「花のみち」を歩くと、「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」など手塚治虫作品のタイルやすみれの花のタイルもあり楽しいです。 さらに進み、歩道橋を上がると「夢舞台」があります。正面には大劇場が見え、左側の建物も赤瓦で、ヨーロッパの街並みを想像させます。 さらに進むと「小林一三翁 胸像」が見えてきました。「宝塚大劇場の正面ゲート」を過ぎると、宝塚歌劇の「レビュー像」、「ベルサイユのばら像」のまわりの真っ赤なバラ、「宝塚すみれ夢時計」など見どころがいっぱいです。
「宝塚大劇場 正面ゲート」をくぐります。工事のため大劇場の屋根の一部にはカバーがかかっているのは残念でしたが、堂々とした建物です。
「正面入口」から入ると、まさに別世界です。多くの方が行き来する中を左折し、「松愛会 特設カウンター」へ向かいます。もう多くの会員の皆さんが並び、チケットを受け取っています。
早い方は、10時には到着していたそうです。順番にチケットをお渡ししました。リバープラザ「ウッディ」で休憩する方、カフェテラスで食事される方、
「レビューショップ」でオリジナルギフトや雑貨を見る人・買う人も見受けられます。2階の「宝塚歌劇の殿堂」(有料)も見どころです。
開場10分前には、もう多くの方が並ばれており、びっくりです。
【第一部】「壬生義士伝」
浅田次郎氏のベストセラー小説「壬生義士伝」が、宝塚歌劇で舞台化!主役、吉村貫一郎(幕末、南部藩の下級武士)は、
望海 風斗[のぞみ ふうと]【雪組トップスター】が演じており、
新選組の「英雄」ではなく「良心」に位置づけられています。望海 風斗の演技力・歌唱力、そして殺陣は素晴らしかったです。
真彩 希帆[まあや きほ]【雪組トップ娘役】は、
吉村貫一郎の妻「しづ」と京の両替商の娘「みよ」の二役を、演じましたが、南部訛りも上手く、歌声はもっと聴きたいと思わせる歌唱力でした。
「壬生義士伝」は「鹿鳴館時代」から始まり、そのあとは昔にプレイバックしながら、進んでいきました。京の芸妓衆(黒紋付・本衣装)による踊りの場面では男性陣も見とれていました。
しかし、最後にはもう涙なしではおられない感動の舞台が繰り広げられ、公演内容の素晴らしさで感動に包まれました。
【第二部】「Music Revolution!」
二部は、打って変わってダンス・歌・衣装の美しさなど、これも素晴らしかったです。ラインダンスも楽しめました。
さらに、ラテン・ポップス・クラシックなどさまざまなジャンルの音楽も楽しめ、思わず体が動いていました。
そしてショーの途中ではスターの皆さんが舞台から客席へ一斉に踊りながら降りて来られ間近で見ることができ、思わずハイタッチしてしまいました!!
公演終了後、入口の階段で、グループ別に記念写真の撮影です。参加された方からは、「楽しかった!」「良かった!」の連発でした。 楽しくて、やみつきになる宝塚ファンの気持ちがわかります。感動の余韻を残しながら大満足の笑顔で解散となりました。
公演内容の詳細は、こちらをクリックしてください。
<終わりに>
今まで支部行事に参加されていなかった会員の皆さんが今回は大勢来られて楽しんでいただきました。また、ご夫婦・親子での参加も多く、今回の企画は、大成功でした。
今後の支部行事への参加者を増やすために、他支部とのコラボ企画も有効であると実感しました。
参加者・世話役の皆さん、お疲れ様でした。今後も支部行事への参加・ご協力をよろしくお願いいたします。
写真&原稿:梅原、松島HP作成:松島