2018年 枚方北支部 春のレクリェーション

日本三景天橋立&伊根の舟屋

ー春の海の京都 ゆっくり旅!ー

2018年4月10日(火)

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どうぞ、ご乗車ください
【 枚方出発 】
 集合場所の「ラポール枚方」裏の道路には今回の「春のレクリエーション」のための観光バス2台が早くから到着し、担当地区委員が出欠確認をした後、 各参加者はそれぞれ割り当てられたバスに乗り込みました。今回、79名(地区委員含む)の方が参加され、午前8時前に枚方を出発しました。
 今回の行程は、ラポール枚方 ⇒ <大山崎JCT,IC~京丹波PA~与謝天橋立IC> ⇒ 舟屋の里・伊根(集合写真撮影、遊覧船乗船) ⇒ 傘松公園(昼食懇親、ケーブルカー乗車、自由散策)⇒智恩寺、天橋立(自由散策) ⇒ ラポール枚方 でしたが、昨日とは打って変り雲一つない快晴に恵まれ、 観光・散策にとって最適な旅となりました。

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京丹波PA到着画像
道の駅 味夢の里
【 京都縦貫自動車道バス案内 】
 ラポール前から出発したバスは2号車を先頭に淀川沿いを北上。担当地区委員から、今回の旅行のテーマは「ゆっくり・のんびり」との話がありました。花の散った背割堤 (八幡市)を左折し、大山崎ICから京都縦貫自動車道に入りました。山間に入るあたりから霧に包まれ、 なるほど北近畿の天気は 「弁当忘れても、傘忘れるな」とは、ガイドさんが言ったとおりだと妙に感心してしまいました。 園部を過ぎた頃から霧は晴れ、元の雲一つない青空が戻ってきました。猫の目のような北近畿のお天気です。
 道の駅 味夢(あじむ)の里にて小休止。 ここから一気に目的地の伊根に向かうことになります。このあと江守支部長からお話があり、今回の旅行は快晴になったことだけで満点と、ご満悦でした。 また昨年度募金が55,390円集まり、枚方社会福祉協議会に寄付 した旨の 報告がありました。おかげで、協議会内では松愛会の認知度は上がってきているとのことでした。

「ガイドさんのお話1~赤れんが博物館」
赤れんがの町、舞鶴市にある世界中のれんがを紹介した博物館です。
「ガイドさんのお話2~グンゼ発祥の地」
養蚕が盛んな京都府綾部市に、波多野鶴吉が明治29年郡是製絲株式会社を設立。創業地の何鹿郡(現・綾部市)から「何鹿郡の方針」、すなわち「郡の是(ぐんのぜ)」が社名の由来とのことです。(グンゼ株式会社ウェブサイトより参照)
「ガイドさんのお話3~福知山市動物園」
ウリ坊(イノシシの仔)が背中に猿を乗せて走る映像がありました。現在も仲良くやっているそうです。

【 伊根の舟屋 】
 11:45、舟屋の里・伊根に到着しました。枚方を出発して2時間45分余りで目的地に着いたことになり、高速道路網の充実を実感しました。 伊根湾観光遊覧船の乗り場にある駐車場は、波止岸壁と道路の間に、かろうじて大型バスが止められる程度の広さで、運転手さんに全員命を預けました。 乗船してバスを見ると、後部が海に突き出ていました。
 伊根湾は波もなく穏やかで、船酔いする人もなくゆっくりと景色を堪能できました。 また船にはカモメの餌用に、かっぱえびせんが売られていました。たくさんの会員様がカモメに給餌していました。 湾の奥に立ち並ぶ舟屋を見ることができたのは、大変貴重な経験でした。海側からでしかその構造を見ることができないとの、ガイドさんからの事前説明に納得しました。
画像 1号車の皆さん(拡大できます) 画像 2号車の皆さん(拡大できます) 画像
遊覧船に乗船
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何の相談ですか
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きわどい駐車
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カモメと戯れる
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カモメ用の餌100円
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ゆったりと時間が流れる
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伊根の舟屋

【 昼食、傘松公園散策 】
 伊根から来た道を半時間弱走って、元伊勢 籠神社(このじんじゃ)に到着しました。わずか半時間の道のりでしたが、ガイドさんから小野小町と深草少将とのお話や、 最初に「股覗き」したのが小野小町であったという話など、真偽は定かではないものの、小野小町ゆかりの地が丹後半島大宮町にあるという説もあることから、あながち空想とも言い難く 、好奇心が刺激され人に話したくなりました。
 駐車場から案内され、籠神社に参拝後、傘松公園へのケーブル・リフト乗り場近くの土産物店で昼食をいただきました。 豪華で美味、皆さんビールやお酒もすすんだようでした。途中で”愛の募金”をし、食事を終えた人から順次自由散策に出発しました。
 傘松公園展望台へは、 登りはケーブルを、下りはリフトを利用する人が多かったのは、ガイドさんの勧めがあったからでしょう。 展望台からは、白砂清松の天橋立が、海と空の青さに映えて見えました。小野小町のお話を思い出し、皆さん股覗きにトライされていました。 また下りのリフトから見る天橋立は、刻々と視点が変化する眺めに、怖さを忘れ堪能しました。

「小野小町と深草少将」
 小野小町に求愛する深草少将ですが、小町は「私のもとへ百夜通ったなら・・・」と彼に告げる。少将はそれから小町の元へ毎晩通うが、百夜目に来ることはなかった。 最終日に深草少将は力尽き亡くなったというお話です。

「股覗き一号、小野小町」
 興味のある方は、ネットで調べてください。

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元伊勢 籠神社へ参拝
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昼食の土産物店に入店
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支部長のご発声で乾杯
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本日のご馳走
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歓談
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リフト・ケーブル乗り場
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登りはケーブルカーで
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傘松公園から天橋立を望む
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下りはリフトで

【 智恩寺、天橋立散策 】
 智恩寺は、宮津湾をはさんで傘松公園対岸にあります。わずか3.7kmの対岸なのに、陸路で行くためには宮津湾をぐるっと半周しなければならず、50分の移動時間が予定されていました。
 天橋立散策は智恩寺横の駐車場から各自、自由な時間を楽しむこととなりました。土産物の買い物に時間を使う人、廻旋橋付近をのんびり散策する人、許された時間で可能な限り遠くまで行ってみようとする人、皆さん自由に時間を使っておられました。共通することは、ゆっくりと流れる時間に身をゆだねておられたという印象でした。
 遠近で変わる海の色合いと、松の緑のコントラストを記録したいとカメラのシャッターを切り、摩訶不思議の磯清水が本当に塩分を含まないかを確かめようと歩き続けました。
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智恩寺の珍しいおみくじ
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知恵が授かりますように
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智恵の輪 灯籠(ちえのわとうろう)
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三々五々、天橋立を散策
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時間の流れが止まる
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磯清水の水は、確かに真水だった

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無事帰着、まだ明るい
【 帰着】
 天橋立駐車場を15:10に出発し、途中往路と同じ道の駅 味夢で小休止したあとは一路枚方へ向かい、途中渋滞もなく16:55大山崎インターを通過。 あっというまに帰ってくることができました。ラポール枚方に着いたのは17:23とほぼ予定通り、夕方といってもまだ明るい”上品”な帰着となりました。
  素晴らしい企画をしていただいた、地区委員の皆さんに感謝します。「ゆっくり、のんびり」というテーマを実感した一日でした。最後にアンケートがありましたが、今回のようにゆったりとした時間を過ごしたいと思いました。

「ホームページ俳句・川柳担当から伝言」
 美しい景色が目に焼き付いておられると思います。 印象が鮮明なうちに一句詠んでみては如何でしょうか。思い出が一層心に残る事と思います。ついでながら投稿もお願いします。

 

写真撮影:石川、福本、大熊、石田  HP作成:石田  

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