枚方北支部 2016年度 年次支部総会開催

開催日 5月14日(土)

【第一部 年次支部総会】 司会 宮元地区委員

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早くから受付の準備
 2016年度年次支部総会は、5月14日(土)、松心会館3Fのロータスホールで会員83名、来賓1名、記念講演2名(うち講演補助1名)の計86名出席のもと開催されました。
 宮元地区委員の司会により、10:00定刻に始まりました。最初に昨年度物故された17柱の会員に対し、全員高野山の方角に向かって黙祷を捧げました。今年度は議長を選出せず、出席者の承認を受けた後、司会が引き続いて議事を進行することになりました。「親しみ・楽しみ・喜び」あえる松愛会を目指して、堅苦しい支部年次総会から開かれた意見交換の支部年次総会をめざした取り組みの一環で、要点をスライドでわかりやすく、意見や質問の機会を多くして、双方向の総会にしたいとのことでした。
 まず初めに、松愛会本部代表の小原事務局長よりお話をいただきました。
★松愛会本部代表 小原事務局長のお話
(1)日頃の松愛会活動並びに支部運営に対するお礼と、本年度退任地区委員へのねぎらいの言葉があった。
(2)松愛会は、今年45年目を迎え、友愛・親睦・貢献という3つの柱で推進し、現在28800名を超えると大きな組織となった。改めて先人のご努力に感謝する。3月の会員平均年齢は、全国69.9歳、枚方北支部70.1歳という中で、身近な班別懇談会など、多くの方に参加いただける取組を実践し、スクラップ&ビルドで新しいことにも挑戦いただけることを期待している。
(3)先般4月29日、全国総会で津賀社長からお話しを聞く機会があった。世の中の速い変化に対応して、お客様のお役立ち、ニーズをつかむことに苦労している。OBの皆様が築いてきた事業を、新しい事業につなげる努力をしているので、パナソニックのネガティブな記事があっても笑い飛ばして、もう少し長い目で見てほしい。お役たちができるパナソニックを築き上げたいという、強い言葉に安心した。テスラという電気自動車のバッテリを当社が担当している。次期モデルの先行予約が35万台から40万台もあるという力強いお話があった。我々OBとしてもバイパナソニックを推進して、現役の皆様の頑張りに少しでも貢献できればと思っている。

   その後、司会よりパナソニック(株)社長のメッセージが代読披露されました。
★パナソニック(株)/津賀社長メッセージ 
 枚方支部の年次総会、心よりお喜び申し上げます。
2015年は持続的成長のステージに移行するため、全社で売り上げ成長による利益創出に取り組んできた。しかし結果は当初の売り上げ目標を大きく下回り、2018年度売上高10兆円の旗を降ろすことになった。ただし今後も成長戦略は継続していく。我々のめざす姿であるお客様へのお役立ちを創造し続ける会社の実現に向け、利益成長に重点を置いて、様々な取り組みを加速させる。具体的には従来の5事業領域を、家電・住宅・車載とB to Bの4つに再整備し、それぞれの事業領域で成長戦略を実行する。2016年度を、めざす姿の実現に向けた足場固めの年と位置づけ、高い成長が見込める事業に、経営資源を集中するなど、成長への仕込みをしっかりと行っていく。



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退任委員の代表所感
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松愛会スローガン唱和
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ポイント達成者へ記念品贈呈
 今年の年次支部総会は、内容をスライドで視覚化し簡単明瞭に表現することで理解を深めるとともに、質疑応答の機会を充実させ「開かれた意見交換の支部年次総会」を実践したいというお話が最初にありました。
★第45回松愛会全国総会について江守支部長から説明。

 4月29日松心会館で代議員、役員を合わせて120人の出席のもと全国総会を開催。高齢会員の増加、新入会員の再就職などの社会環境の急激な変化による会員ニーズの多様化で、時代に対応した松愛会活動が課題となっている。また規約改正があった。会員資格の適格性が「不適格と認定した場合は除名とする」こと、その他、慶弔見舞に関する基準で、自然災害罹災者のお見舞いを追加した。詳細は議案書参照。
★2015年度活動を江守支部長から報告。
 ①健康づくりは、「セミナー開催」、「健康クイズ」など支部活動として定着し、延べ589人が参加。② 友愛活動は、269人の「真心訪問」と、「アンケート及び安否確認」を実施。③ 社会貢献活動は、 「環境家計簿」に200人が参加。「1円・5円募金」は 17,556円を枚方市社会福祉協議会へ寄付。ボランティアは「穂谷里山保全」や「交北公園の花壇整備」に、のべ人数744人が参加。④ HPは枚方南北合同HPを2015年8月から分離独立。 枚方北独自のコンテンツとして「会員さん登場」「みんなの俳句・川柳」を立ち上げ。又見易いトップページと、鮮度ある情報掲載を実施。「支部だより」をカラー化、2016年2月より会報「松愛」の配達月に合わせて隔月発行 。
★2016年度 活動計画及び重点取組を江守支部長から説明。
 「全ては会員さまのために」を合言葉に、楽しく参加頂ける身近な松愛会を目指す。新しく実施する行事として ① 魅力ある行事、身近な行事として階層別懇談会の「65歳&70歳の節目懇談会」を実施。 ② 近隣地区合同の「班別懇親会」を計画。 ③ 当支部に38名おられる女性が参加しやすい「女性会員懇談会」を実施。 ④ 同好会活動の活性化をめざし「同好会幹事懇親会」を開催。 ⑤ 枚方北支部「30周年記念行事」の準備と「費用積立」。 ⑥「健康づくり」は助成金の活用で、セミナー開催などで積極運営。 また、発展的に終了する施策として 、⑦ バス旅行は、社会見学会の要素を取り入れ、春レクと秋レクの2回とし「社会見学会」を発展的に中止。 ⑧ 2009年より導入した「ポイントカード」の5回達成記念は終了。※今回、終了に伴う救済処置として、年次支部総会出席で4回達成者様にも記念品を贈呈。 ⑨ 松愛会35周年記念行事として2007年より取り組んできた「環境家計簿」は2015年度を持って終了。 別途ホームページなどで「エコ推進サイト」を紹介の予定。 一斉のアンケート調査は中止し、友愛活動は年間を通して実施 。⑩ 対象者「77歳以上」+「ひとり暮らし」の会員全員に対し年間活動で安否確認を行う。 詳細は議案書で確認のこと。
★会計報告を松本会計担当から説明。
 2015年度の収支報告後、2015年度会計収支結果をベースとし、上記2016年度活動計画で示された内容に従って予算の増減を行い、2016年度会計計画を策定した旨説明があった。詳細は議案書参照。
★質疑応答
 会計監査機能がいるのではないか?、規約改定の「除名」にしたのはなぜか?、「30周年記念行事」の準備金35万円の具体的使途は?、階層別懇談会の実施状況についての感想は?など、活発に質問や意見が出て、今後の活動に活かしていくことになりました。まさに「双方向」の総会が実現したように感じました。
 以上で賛否確認を行い、議案は賛成多数により可決されました。

 その後、江守支部長より今年度退任の鈴木委員と倉橋委員に記念品が贈呈されました。引き続いて、退任委員を代表して、倉橋さんより挨拶がありました。最後に、島内副支部長のご発声による松愛会スローガンを唱和の後、5ポイント達成者へ支部長より記念品が贈呈され第一部が終了しました。
 詳しくは、「北支部 年次支部総会 議案書」をご覧ください。

【第二部 記念講演(終活 もしもに向けて、どんな準備が必要か?)】 司会 松本地区委員
 続いて、パルティ 片鉾リビング 川口支配人からご講演いただきました。
 まず、エンディングノートを全員に配布し、その活用方法を、わかりやすく説明していただきました。引き続き、エンディングノートの意味合い、連絡してほしい人のリスト、お葬式の形式、遺影写真ついてのの予備知識、会葬者の予測、葬儀場の準備知識、費用の見積もり、仏壇やお墓についての考え方の整理等、葬儀会社で活動されている方ならではの経験に基づく知識をご披露いただき、なぜ「今」終活が必要なのか理解できたことと思います。最後に、普段疑問に思っていることなど、質疑応答に丁寧に回答いただいたこととも併せ、みなさん真剣に拝聴しておられました。 

【第三部 懇親会】 司会 上山地区委員
 若手会員の多々納さんによる発声で乾杯し、第三部の懇親会を開始しました。
 懇親会の間、会場のスクリーンには、同好会活動の様子や、春のレクリエーションで行った「高野山 花供懺法会 (はなくせんぽうえ)」の大名行列を会員の方が撮影されたという映像が写し出されていました。参加した人にとっては思い出となる、また参加できなかった人にとっては行ってみたくなるような出来栄えでした。また例年のごとく「1円・5円募金」の箱が回され、今年も暖かい多くの募金が集まりました。今年度は新しい取り組みとしてビンゴゲームがあり、多いに盛り上がりました。気付けばいつの間にか閉会の時間となり、最後に枚方北支部の替歌”いつでも夢を”を全員で唱和し、島内副支部長の一本締めによる中締めで閉会しました。

[写真撮影] 福本、石川、石田
[HP作成] 石田


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