【 第一部　挨拶 】
　1月16日（土）、今年も例年通り「枚方北支部新春懇親会」が、松心会館2階研修室で会員92名の皆様の出席により、盛大に開催されました。早くから来場し、久しぶりにお会いする知人の方々と語らいながら開会を待つ方もおられました。定刻どおり、11時に佐藤地区委員の司会で新春懇親会が開始され、最初に江守支部長から以下の挨拶がありました。
■支部長の挨拶
　①世界における資源価格の下落、テロや中東の難民問題、米国の利上げ問題で株価は乱高下している。今年は申年で格言に「申酉騒ぐ」とあり、年初から株価が続落しているが緩やかな経済の回復を期待したい。また、国内外の今後の予定としては、3月に北海道新幹線の開業、4月に電力小売りの自由化、5月に伊勢志摩サミット、7月に参議員議員選挙、8月にオリンピック（リオ）、11月にアメリカの大統領選など目白押しである。 ②パナソニックは2018年度の売上高10兆円を目指し、2016年度8.4兆円の販売を目標としている。戦略分野は海外家電、住宅事業、車載事業、社会インフラ事業である。 ③パナソニック松愛会は本年設立44周年を迎え、より多くの会員様が「親しみ、楽しみ、喜びあえる」運営を目指している。枚方北支部では昨年77歳以上の方268名様全員を対象に友愛訪問し、244名様の皆様よりアンケートの回答をいただいた。また、未提出者のフォローも行い、100%確認することができた。多くは趣味やスポーツを楽しんでおられますが、通院加療の方が増えつつあり、支部としてのお役立ち方を模索している。 ④現在、すべての会員様のために支部行事の見直しを行っており、「仲間とつくるホームページ」、「会員会報」（2月から隔月発行予定）、「健康づくり」、「ボランティア活動」、「節目懇親会」や「地域懇親会」を積極的に展開する。ただ、経費上発展的に解消する行事もあるのでご理解いただきたい。
　今後も地区委員一丸となって推進いたしますので、会員皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

【 第二部 余興 】
　第二部は藤井地区委員の司会で、落語と大正琴の演奏を楽しみました。
(1) 渚家 栄都（なぎさや えいと）様の落語
　渚家 栄都様は1969年、枚方市内において落後サークル「なぎさの会」を結成され、46年間会長を務めておられます。100名を超える会員に芸名を付け、人材育成を図り、先導者としての役割を果たされています。素人名人会にも何回か出演し、複数回受賞されております。また、NPO法人「国際落語振興会」副理事などにも就任されています。
　本日の演目は「時うどん」。上方の古典落語で、後に関東に行き「時そば」となりました。二人の会話をうまく演じられ、時を巧妙に使った面白い落語でした。参加者の皆さんも口演に聴き入っていました。
(2) 友弦流大正琴の演奏
　大正琴は大正元年に日本で考案された楽器で、楽譜も数字符で誰もが簡単にひける楽器として、また哀愁を帯びた音色で世代を超えてたくさんの方々に愛されています。今回出演の方々は「友弦流大正琴」教授 南 美智子様が指導されている方々です。南先生はフェスティバルホール、国際会議場メインホールなどでの演奏のほか、枚方大正琴専用スタジオを中心に樟葉、長尾、茨木等で指導され、各地のイベントでの演奏や老人ホームの慰問演奏も行われています。
　本日は①祝い酒（坂本冬美）②さざんかの宿（大川栄策）③風雪流れ旅（北島三郎）④ローハイド（クリント・イーストウッド）⑤あずさ2号（狩人）⑥星のフラメンコ（西郷輝彦）を演奏され、⑦北国の春（千昌夫）⑧大阪ラプソディ（海原千里、万理）の2曲は参加者全員で大正琴にあわせて歌唱しました。歌唱後、南先生から挨拶があり、その中で歌唱についてのお褒めの言葉がありました。最後にアンコール曲として「好きになった人（都はるみ）」を演奏され、大盛況の内に終了しました。

【 第三部 懇親会 】
　休憩を挟んで、第三部は元辻地区委員の司会で始まりました。
■来賓挨拶　福留 利光 枚方市会議員
　お祝いの言葉に続き、自己紹介と枚方市の地理的事情をからめたパナソニックが擁立している議員の歴史、市制運営の今後の取り組みについてのお話がありました。①健康医療、教育文化の継承――くらわんかの花火大会の復活については賛成であるが、予算・交通事情・安全の面から慎重に検討する。香里ヶ丘の中央公園に美術館を建設する件については、年間7,000万円の運営経費が掛かる中、枚方市民が本当に必要としているかの観点に立って最適判断をする。②今年の参議員選にパナソニックが擁立する新議員が出馬するので応援をよろしくお願いしたい。
　最後に皆様さま方のご健勝とご活躍を祈念すると締めくくられました。
■参加5回達成　記念品贈呈
　今回は10名の方々に支部長から直接贈呈されました。おめでとうごさいます。
■歓談・食事
　今年は同好会活動に積極的に参加され、ご活躍されている西村 眞吾様に乾杯の音頭をとっていただきました。乾杯に先立ち、認知症予防の観点からも人に会って会話をする「人間浴」の重要性を力説されました。筆者も同感です。その後、食事・歓談となり、パナホーム様からのお酒の差し入れもあり、お酒と食事を楽しむ中、恒例の１円・５円募金、また、今回はジャンケン大会と称し、各テーブルごとに参加者間でジャンケンを行いました。テーブルごとの勝者は賞品（パナソニック製ランタンと非常食）を手に喜んでおられました。非常食を手にされた方は「あと5年は長生きせなあかん」と笑いを誘っておられました。その後、枚方北支部の支部替歌『いつでも夢を』を参加者全員で合唱し、いつまでも夢を抱き続けたい思いを新たにしました。
■中締め
　最後に今年一年の健康と幸福を祈念し、天野副支部長が万歳三唱で中締めし、懇親会は盛況のうちにお開きとなりました。