2013年 枚方北支部 社会見学会
UCC滋賀工場・パナホーム本社工場見学と百済寺散策
2013年9月19日(木)
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平成25年「社会見学会」行き先地図
[行き先地図]

台風18号で特別警報が出た滋賀県の各地では、記録的な大雨による床上浸水、冠水、土砂崩れによる通行止めなど甚大な被害を受けました。台風が去った後は、大変さわやかな秋晴れが続く19日、2013年「社会見学会」が行われました。その概要は以下の通りです。
 ★実施日:2013年9月19日(木) さわやかな秋晴れ
 ★行き先:UCC滋賀工場、パナホーム本社(滋賀)工場、湖東三山の百済寺
 ★参加人数:会員及び会員の配偶者を合わせて 94名

京阪樟葉駅ロータリー南側(交番横の道路)に午前7時40分に集合し、バス2台に分乗し7時50分に出発しました。
 第二京阪の八幡東から京滋バイパス⇒名神草津PA(休憩)⇒八日市ICで1・2号車が分離し【1号車】はUCC滋賀工場見学へ、【2号車】はパナホーム本社工場見学へ→「クレフィール湖東」で合流し昼食・懇親会⇒湖東三山の百済寺に参拝・散策後【1号車】はパナホーム本社工場見学へ、【2号車】はUCC滋賀工場見学へ→名神草津PA(休憩)で合流⇒京滋バイパス⇒樟葉駅ロータリー南側、17時30分に無事到着し、散会となりました。

1号車前で事前打合わせ
1号車前で事前打合わせ
バス1号車の皆さん
バス1号車の皆さん
バス2号車の皆さん
バス2号車の皆さん
往復共に草津PAで休憩
往復共に草津PAで休憩

UCC滋賀工場の全景
UCC滋賀工場の全景
UCCのジャンボコーヒーカップ
UCCのジャンボコーヒーカップ
【UCC滋賀工場の概要】

UCCグループは1933年に創業し、UCC上島珈琲株式会社を中核企業に「カップから農園まで」一貫したコーヒー事業を展開している。現在、「Good Coffee Smileの実現」を企業理念とし、「コーヒー関連事業」「業務用サービス事業」「欧州事業」「外食事業」「コーヒーマシン事業」「地域・戦略事業」を主力事業に、国内外に80社を超える法人と、約200ヶ所の事業所、約650店のコーヒーショップを擁する世界有数のコーヒー企業グループである。
 滋賀工場は、琵琶湖の東岸にあり930ml入りなどのペットボトルコーヒーと300・400ml入りのリキャップ缶コーヒーなどの飲料製品を製造している。滋賀工場は延べ3万4千平方メートル、従業員約80名の工場で昨年5月に完成し、UCC滋賀工場ファクトリーツアーは今年4月から開始され、大変な人気で多くの見学者が訪れている。
 ここの特徴は、@コーヒー濃縮エキスを使用せず、すべてレギュラーコーヒー100%挽きたてドリップ抽出し、フレッシュな香りと風味を逃がさないようにしコーヒー本来の味わいを出している。A水は良質な硬水でコーヒー抽出に適した鈴鹿山系の天然水を使用している。B瞬間殺菌・冷却のシステムを導入し、熱による劣化を最小限に抑えている。

【UCC滋賀工場の見学】

2階のシアタールームで、まず滋賀工場やジャマイカと米国ハワイ州にある直営農園などの概要を7分程度の映像をみた後、工場案内が始まりました。2班に別れ、秘密基地を思わせる扉(セキュリティーゲート)をくぐると2階からガラス越にみる見学通路があり、まずコーヒーの抽出・調合ライン、次にリキャップ缶充填自動ラインなどの概要をモニターをみながら見学しました。また、品質管理室とモニターを通して検査員による官能検査、外観検査など検査方法の説明や検査員との直接応答もでき、参加者から数点の鋭い質問が出されていました。
 一通り見学した後、別室で100%レギュラーコーヒー(UCCコーヒー)と濃縮エキスによるコーヒーとの「飲み比べ体験」があり、2種類のコーヒーの匂いを嗅いでから味わい、100%レギュラーコーヒーはどれかと言う味覚テストでした。参加者の内60〜70%の方が正解されていました。
 シアタールームに戻り、巨大なコーヒー缶の形をしたフォトシステム(プリクラ)でジャンボコーヒーカップなどを背景にした写真撮影や100%レギュラーコーヒーのアイス、またはホットを各人が注文して見学後のひと時を過ごしました。

UCC滋賀工場に到着
UCC滋賀工場に到着
工場見学入口の1階ロビー
工場見学入口の1階ロビー
シアタールームに集合
シアタールームに集合
シアタールームで概要説明
シアタールームで概要説明
創業時からの商品展示
創業時からの商品展示
工場入口のゲート
工場入口のゲート
緑色のパネルにタッチでオープン
緑色パネルにタッチでオープン
コーヒーができるまでの概要図
コーヒーができるまでの概要
飲み比べて正解は@、A?
飲み比べて正解は@、A?
飲み比べで正解Aに挙手
飲み比べで正解Aに挙手
フォトシステム(プリクラ)
フォトシステム(プリクラ)
プリクラをされる皆さん
プリクラをされる皆さん
UCC滋賀工場前でバス1号車の皆さん
UCC滋賀工場前でバス1号車の皆さん
UCC滋賀工場前でバス2号車の皆さん
UCC滋賀工場前でバス2号車の皆さん

第三地区(外壁パネルの生産)
第三地区(外壁パネルの生産工場)
第二地区(エコライフパーク他)
第二地区(エコライフパーク他)
【パナホーム本社(滋賀)工場見学の概要】

本社(滋賀)工場(第三地区)にバス到着後、車中で大阪本社松愛会担当の方から工場見学の概略スケジュールなどの説明と大阪支社北部営業部長から工場見学に当たっての挨拶と昨年に発売された太陽光発電HIT240シリーズ(屋根そのものを太陽光発電パネルで構成)の特徴と導入のメリットの説明などがありました。
 下車して、第三地区の工場(外壁パネルの生産工場)と第二地区にある住宅試験センター、エコライフパーク(総合展示場)のモデル住宅などを見学しました。

第三地区の工場見学】

第三地区の工場は、パナホームの「外壁パネル(単品)」を生産する自動組み立てライン、それに(外壁パネル(単品))アルミサッシ枠、ペアガラス戸、網戸などを取り付け、一邸ずつ完成する一連の仕上自動ラインがあり、詳しい説明を受けながら見学しました。また、同じく自動化された屋根パネルライン、ロール成形(鉄枠の成形)ライン、床パネルラインも合わせて見学しました。
 特に、「外壁パネル(完成品)」の生産ラインは、自動組み立てラインが180m、仕上げラインが130mの長いラインで、部材発注から生産まで大幅な自動・合理化が図られ、トータル的なコストダウンを実現、生産対応能力が5,000品種で完全な邸別生産ができるパナホームが誇る先進ラインとなっていました。

【第二地区の住宅試験センター、エコライフパークなどの見学】

第二地区へはバスで移動して、住宅試験センターでは住宅まるごと試験する装置(防水試験、熱の繰り返し試験、地震再現装置による水平圧力試験など)やセルフ洗浄機能のあるパナホームの外壁と加工のない外壁との比較実験などを見学しました。
 また、大型台風の風速30m/秒の体験、地震体感コーナーでは起震ルームでソファに腰かけて震度3および震度7の体験、エコライフパーク(総合展示場)では、6棟の先進技術を結集したモデル住宅(価格1億円するという住宅など)も見学しました。

工場概要を聞く皆さん
工場概要を聞く皆さん
工場内で生産ラインの見学
工場内で生産ラインの見学
工場内で生産ラインの見学
工場内で生産ラインの見学
住宅試験センター内に向かう
住宅試験センター内に向かう
風速30m/秒を体験
風速30m/秒を体験
エコライフパークで説明を聞く
エコライフパークで説明を聞く
エコライフパークの案内板
エコライフパークの案内板
震度3〜7を体験
震度3〜7を体験
エコライフパーク(総合展示場)でバス1号車の皆さん
エコライフパーク(総合展示場)でバス1号車の皆さん
エコライフパーク(総合展示場)でバス2号車の皆さん
エコライフパーク(総合展示場)でバス2号車の皆さん

【昼食・懇親会】

昼食・懇親会は「クレフィール湖東」のレストラン「GRAND TABLE」で行われました。まず、山本新支部長の挨拶、続いて恒例の5ポイント達成表彰(表彰者19名)があり、江守副支部長の乾杯の音頭で昼食・懇親会が始まりました。
 和食に舌鼓を打ち、飲み物も沢山用意されて時間の経つのも忘れる楽しい昼食・懇親会となりました。 まだまだ、これからというところで、次の百済寺の参拝・散策の予定もありお開きとなりました。

クレフィール湖東
クレフィール湖東
山本新支部長の挨拶
山本新支部長の挨拶
江守副支部長の乾杯
江守副支部長の乾杯
昼食の和食
昼食の和食

【湖東三山の百済寺の参拝・散策】
百済寺の概略図
百済寺の概略図
百済寺の本堂
百済寺の本堂

この百済寺は琵琶湖の東、押立山の山腹に位置し、今から1407年前の推古14年(606)に、渡来人のために聖徳太子が創建された近江の最古刹である。湖東三山(西明寺・金剛輪寺・百済寺を総称して湖東三山)の中でも最も長い歴史をもつ天台宗の寺院である。(略歴は省略、詳しくは「百済寺」のサイトをご覧ください。) 
 この寺院は日本の紅葉百選にも選ばれており、とりわけ「天下遠望の名園」(湖東平野と湖西の山並を一望できる展望台がある庭園)の紅葉と眺望は有名である。
 紅葉には2か月程早い時期のため参拝者も少なく、山門(拝観受付)を通り、本堂へは足腰に自信のある方は石段を、ない方はなだら坂を登り、仁王門を拝観(「百寺巡礼」で有名な五木寛之さんが願をかけたとしても知られる大草履があり、それに触れると身体健康、無病長寿のご利益があると言い伝えられている。)さらに上ったところに本堂があり、今回、本堂内の秋季特別イベントとして寺宝「如意輪観音半跏像」(にょいりんかんのんはんかぞう)と極彩色『聖徳太子孝養像』も幸いにも、拝観出来ました。
 本堂の横にある鐘楼では余韻の長さや音色の美しさで「昭和の名鐘」といわれる鐘を、思い思いの願いごとを込めて突かれ、その音色の美しさを楽しんでおられました。
 「天下遠望の名園」では、時間の関係で「天下遠望」ができませんでしたが、本坊の喜見院の庭園池辺りでは多くの方が散策されていました。
 参拝・散策した後は、駐車場前の土産物売り場で百済寺、湖東地方のお土産を買うなど、昼食後のひと時を楽しむことができました。

山門(受付)を入って本堂へ
山門(受付)を入って本堂へ
本堂への上り石段
本堂への上り石段
仁王門の大草履
仁王門の大草履
昭和の名鐘
昭和の名鐘
本堂で参拝
本堂で参拝
如意輪観音半跏像を拝観
如意輪観音半跏像を拝観
聖徳太子孝養像を拝観
聖徳太子孝養像を拝観
本坊の喜見院の庭園池
本坊の喜見院の庭園池

写真撮影:石川、江守、倉橋、福本
   HP作成:山添
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