出発前のひと時 |
私たち一行 87名はバス2台に分乗し、くずは駅前を予定通りの7時40分に出発しました。昨年のお花見同様この日も朝は肌寒く感じる出発で、天気は曇り空と言う状況の中、阪神高速京都線で山科ICに向いその後西大津バイパス、湖西道路とつないで湖北バイパスを北進し海津大崎に10時過ぎに着きました。
現地も肌寒い曇り空でしたが、ここ奥琵琶湖の桜は、大阪とは違いこれからが盛りと言う絶好のタイミングで、ほぼ満開のつぼみ入り混じり、見物と写真撮影にはほぼ満足の状態と感じました。桜並木は、昭和初期に植えられた樹齢70年以上の木600本以上が約4キロ続き、「日本さくら100選」にも選定され、シーズン期間中は10万人が訪れる湖北の名勝だそうです。我々は静かに小波打ち寄せる湖岸の遊歩道を歩き、さくらを見たり、琵琶湖を眺めたり、周辺山々の残雪眺めたり、また写真撮影をしつつ会話を楽しみながら思い思いの散策を大いに満喫しました。
岬に近い大崎寺から再びバスに乗車し、今度は車中から咲き誇る桜を楽しみながら、のどかな琵琶湖の風景を眺め湖北の春を感じつつ長浜の町を通過し、昼食休憩場所「かんぽの宿・彦根」に到着。中庭で集合写真撮影を済ませて、6階の展望浴場「千乃松原温泉」に入浴、その後支部長の挨拶で昼食宴会に入りました。例によってポイント達成者の表彰後、ビールで乾杯し、おいしい料理に舌鼓を打ち、楽しい語らいの75分は瞬く間に終了、「かんぽの宿」を後に彦根城に向かいました。
彦根城の桜も満開を迎え丁度「さくら祭り」が開催されていて、城と桜は一番美しい姿で私たちを迎えてくれた様に思う。名城として名高い国宝・彦根城の見学は、現地ボランティアガイドの案内で5グループに別れて出発しました。戦国時代に戦術的に造られた城で、曲りくねった傾斜の石段は「登り石垣(のぼりいしがき)」と言われ、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に朝鮮半島の倭城(わじょう)の防備を固める為に採られた石垣普請の手法であるとのことである。彦根城は、関が原の戦いの後、京・大坂ににらみを効かせる為に、諸大名に御手伝普請を命じ、そこに直参の井伊直政を城主として住まわせた。また北側には「玄宮楽々園」と言う大名庭園が配され、国の名勝に指定されています。その数々の重要文化財を眺め、また「ひこにゃん」を見物し、写真を撮りながら歩き、2時間程度の散策を楽しみ、お土産を両手に抱えて帰路のバスに乗り琵琶湖一週250キロ超の春のレクリエーションを終えました。
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琵琶湖大橋米プラザ |