高校野球歴代優勝校
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昨日までの暑さが消え、当日は台風の接近に伴う影響で、朝から雨が降る悪コンディションの中、京阪枚方市駅・空港バス乗り場の奥に集合しました。
★実施日 2011年9月20日(火) 雨
★行き先 甲子園歴史館と球場見学
★参加人員 会員とその家族 83名
午前8時40分、2台のバスに分乗し、第二京阪道路から近畿自動車道、阪神高速を通って、甲子園球場へ向いました。雨でしかも朝の混雑する枚方市内を、25分掛かって第二京阪高速道路に乗り、総時間1時間20分で甲子園球場に到着しました。
○ 甲子園歴史館と球場の見学
甲子園球場は大正13年8月に完成、その名前の由来は、この年は奇しくも、十干、十二支のそれぞれ最初の「甲(きのえ)」と「子(ね)」が60年ぶりに出合う縁起の良い年にちなんで、この付近一体を「甲子園」と呼び、野球場を「甲子園球場(当時は大運動場)」と名付けられ高校野球大会の開催を目的として開設されました。
この球場に着いて一番に気が付いたのは、甲子園名物とも言うべき球場外壁にある「ツタ」がなくなっていることでした。説明員の女性に聞いたところ、平成18年から球場全体を改装、その時一時的に「ツタ」を伐採し、その「ツタ」から採取した種子を育て、現在は再植樹が完了し、順調にそのツルを伸ばしているところで、以前のように球場全体を覆い隠すまでにはまだ何年もかかる様です。球場外周を歩いていると気付くのがレンガメッセージが敷き詰められています。これらの寄付が「甲子園歴史館」建設資金の一部になっているとのことです。
その歴史館はバックスクリーンとその左右外壁の間に建設され、甲子園歴史ひろば、阪神タイガースゾーン、高校野球ゾーン、球場メモリアルボックスなどに分類され数々の記念品が展示されています。特に印象に残ったのは、日本高校野球連盟に加盟登録されている学校数全てを表す4,253球の白球を壁一面に並べた「ボールウオール」は実に壮観でした。それと記憶に残る名勝負や名シーンを展示品と写真、映像で時代の順番に紹介されているのも印象に残りました。その他数々のメモリアル品が展示されています。
バックスクリーン左右の展示室をつなぐ通路からバックスクリーン前の展望スペースに出る事ができ、そこから球場内を一望できます。その場所からバックネット方向を見ての第一印象は、球場が狭く見える事です。しかしグランドに実際に降りて、バックスクリーンを見ると実に大きく広く感じました。雨の中グランドに入れるのか心配しましたが、三塁側ベンチから人工芝が敷かれているグランドに降りて、一塁側ベンチや銀傘屋根、バックスクリーン、オーナー観覧室などを見ながら記念撮影ができました。ベンチに実際に入って椅子に座って見ると椅子の何と小さいことか、野球の選手は一般の人より身体も大きいのに、これでは椅子一つに一人で座るのは無理であることが実感できましたが、そのせせこましさには少なからず驚きました。また室内ブルペンには、本グラウンドのピッチャーマウンドと同じ傾斜で同じ土を配した投球練習場が設置され、試合の進行状況を見れるテレビモニターも配備されていました。そして三塁側ロッカールーム、監督室なども見学、写真撮影などして甲子園を後にしました。
○ 昼食懇親会
昼食懇談は、神戸まで足を伸ばして、中華料理のお店「牡丹園本館」にて実施しました。参加者83名が集うには、少し狭く出入りが大変でしたが、逆に各自親近感が持てたのは幸いでした。紹興酒ならぬビールで乾杯し和やかに昼食懇談を終了し、次の予定地「白鷹禄水苑」竹葉亭に行き、酒造りの集古館を見学し、予定通りに帰途に付き、出発地点の枚方市に無事到着し雨の中の見学会を終了しました。
写真撮影協力者:安井、井須、江守
記事作成担当:大熊 |
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歴史館内の展示品 |