ボブ・ディランで青春を思い出す
枚方北支部の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
最近は晴天の日が続くようになりやっと秋らしい気候になってきましたが、朝晩は寒暖の差が大きく体調に留意してお過ごしください。
毎年秋の楽しみの一つに、ノーベル賞の受賞者の発表があります。
今年のノーベル生理学・医学賞は、日本の大隅良典・東京工業大学栄誉教授が解明した「オートファジー(自食作用)」でした。生物に共通する生命現象で、自分の細胞の中で、不要なたんぱく質などを分解し、リサイクルする仕組みです。
この作用が正常に行われないため、癌や脳神経の病気などを発症すると言われています。早期に創薬研究されて薬ができることを期待したいものです。
もう一つ世界を騒がせているのが、ノーベル文学賞が授与されることとなったシンガー・ソングライターのボブ・ディランさんです。歌手への文学賞は初めてで「新たな詩的表現を創造した」と受賞説明がありましたが、長い間連絡が取れず問題になっていました。
学生時代はベトナム戦争真っ最中で、反戦デモや反戦歌などが話題でした。「風に吹かれて」の反戦歌は有名です。彼を知ったのは1970年で、吉田拓郎がボブ・ディランのマネをしていたことで知るようになり、ボブ・ディランのファンに徹夜でレコードを聴かされたことを思い出しました。
パナソニックとの関係は、1978年の初来日の公演時、関西に1万人収容できる会場が無くパナソニックアリーナ (松下電器体育館)が会場となりました。優先的に社員にチケット販売され社員ファンが押し寄せました。フォークギターを期待しましたが、ビッグバンドのエレキギターで登場しその変身ぶりに驚きました。現在75歳で2016年4月に8回目の日本公演を終えています。変化し続けるボブ・ディランの活躍には、パワーを感じます。
彼を見ていると、健康寿命を伸ばし心身両面、死ぬまで現役で活躍したいと思いました。
BOB DYLAN : (Google画像より) |
2016年11月1日
江守 敏雄