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「とんど焼き」とはどんな行事でしょうか!

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 1月15日は小正月で今私が住んでいる地域でも(菅原神社)しめ飾りなどのお正月のお飾りをお宮さんの境内に持ち込んで「とんど焼き」の行事をしています。

 田などに長い竹を3、4本組んで立て、門松やしめ飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く。その火で焼いた餅を食べる、また、灰を持ち帰り自宅の周囲にまくとその年の病を除くと言われている。書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達すると言われている。

 起源は諸説ありますが、有力なものは平安時代の1月15日の宮中行事からとされます。これが民間に伝わり、現在の形になったものと推察されています。また語源は火が燃えるその囃し言葉が訛(なま)ったのだとか、どんどん燃える様子から名称がついたのだとか言われています。
 とんど焼きの名称は各地ではいろいろな呼び方をしています。西日本では、とうどうさん(愛媛)、とんど(奈良)、とんど焼き(近畿)、とんど正月(兵庫)、どんどや(九州)などです。

 いずれにしても無病息災を祈り、字が上手に書けますように、良い年でありますようにという思いがこもった行事です。


「とんど焼き」行事(ヤフーフリー画像より)

2016年1月20日
江守 敏雄


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