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新支部長のひとり言!!

「水素社会元年」に思う

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 ジェームス・ワットの実用的な蒸気機関の発明(1769)以来イギリス、ベルギー、フランス、アメリカ、ドイツ、ロシア、日本で産業革命が興り246年、化石燃料の使用による環境破壊が顕在化し、地球温暖化や資源枯渇の問題が論議されるようになりました。石化燃料や天然ウランは100~200年後に枯渇すると言われています。今後のエネルギー技術をどう構築するかは人類共通の課題です。

 内閣府の戦略的イノベーション創造プログラムによると全ての原子力発電が止まった日本のエネルギー自給率は6%で、安全性、安定供給、経済効率性、環境適合性を鑑みたエネルギーのベストミックスは非常に大切な問題で、将来の資源枯渇を考えれば「省エネ」と「再生エネルギー」の活用しかないと言われています。

 2015年は「水素社会元年」と言われ、エネルギー環境問題を解決する可能性を持っているのが「水素社会」の実現だそうです。水素は地球上豊富にある「水」と太陽光などの「再生エネルギー」から電気分解して作り出せ、水素利用は燃料電池発電(エネファーム)と燃料電池自動車(FCV)から始まって水素発電(発電用タービン、大型燃料電池)、工業炉など大量消費で安価な水素のインフラ整備を整えることで、水素社会到来のシナリオを考察しているようです。

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国際環境研究所データ引用(ヤフー フリー画像より)

2015年12月5日
江守 敏雄


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