新支部長のひとり言!!
細胞の再生能力に驚く
柿の収穫で枝が太いため砥ぎに出した手バサミで枝を切る時に左手中指の指先を切りました。指を見ますと皮一枚で繋がっていて、切取られた部位は血が通わないため白化していました。救急車で病院に運ばれ「上手くいったら繋がるが・・」と医師から言われ10針ほど縫合しました。
経過観察のため翌日病院で傷口を見ると血が通っていない指先は真っ黒になっていました。壊死したら再手術と言われた瞬間は「もうだめだ」と気持ちが落ち込みました。もう少し様子を見る事になり3日後再診と言われました。その間「神・仏に祈る」気持で合掌していました。
傷口が化膿しない様に消毒し抗生物質の投与をして頂き、「人事を尽くして天命を待つ」の心境で自然治癒を待ちました。負傷後1週間で「もう大丈夫」と言われ(壊死しなかった)、負傷後2週間で抜糸する事になりました。
傷口が治癒するのは体の再生能力で、細胞の再生能力によるものである。切断された神経は繋がっていないが毛細血管が再生していく様子が解る。血が通いだした内部組織の細胞は再生している事を実感しました。なんと素晴らしいことか?細胞の再生バンザイの気持ち一杯です。
体細胞分裂の観察(ヤフー フリー画像より)
2015年11月5日
江守 敏雄