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新支部長のひとり言!!

「お彼岸に付いて」調べて見ました。

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 「暑さ寒さも彼岸まで」というように、私達の季節の節目の言葉になっている彼岸(彼岸会)は、仏教用語でサンスクリット語のパーラミター(波羅蜜多)が語源とされており、パーラミターとは「到彼岸」のことで、煩悩や悩みを越えて到達する悟りの境地のことを言います。ちなみに私達が住む煩悩の世界を此岸(しがん)と言います。

 仏教の西方極楽浄土の教えにより、西方には阿弥陀如来が治める極楽浄土があります。「お彼岸」の期間は、太陽が真東から昇って真西へ沈む春分・秋分の日を中心に計7日間を「お彼岸」と呼び、最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」と呼びます。

此岸と彼岸が最も近くなるこの期間の彼岸の中日に、先祖に感謝し残る6日間は「六波羅蜜」(布施/持戒/忍辱/精進/禅定/智慧) を1日に1つずつ修行する事で、彼岸に行く事が出来るとされています。

しかし、お彼岸に墓参りをするのは日本独特の風習で、仏教国であるインドやその他の国ではお墓参りの風習は無いとの事です。

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仏教の広がり(ヤフー フリー画像より)

2015年9月20日
江守 敏雄


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