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支部長のひとり言

「新潟県の魚沼産コシヒカリは何故、人気があるのでしょう?」

 米の代表的ブランドと云えば、魚沼産コシヒカリでしょう。コシヒカリは粘り気が強いのが特徴で、その粘りが日本人に好まれる大きな理由と言われています。

その理由は、気象条件に関係している様です。魚沼盆地は魚沼丘陵に囲まれた地形で、稲が出穂(しゅっすい)し成熟する夏場に日照時間が長く昼夜の温度差が大きいのです。米は光合成による炭水化物が蓄積してできたものです。

光合成を行える日照時間が長い分、実りの良い米になる様です。また、植物は呼吸することによってその炭水化物を使って成長しているのですが、夜間の温度がぐっと下がると呼吸量も減る為、その分炭水化物の消費が少なくて済み、それが炭水化物をたっぷり蓄えたモチモチのお米を育ててくれるのだそうです。

つまり魚沼には美味しいお米ができる最高の気象条件が揃っていると言う事ですね。

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魚沼産のお米(ヤフーフリー画像より掲載)
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新潟の地形(ヤフーフリー画像より掲載)

2014年10月20日
山本 力男


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