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支部長のひとり言

「関さば・関あじの関の意味は?」

 今や魚のブランド品として有名な「関さば」「関あじ」は1996年に水産品として初めて商標登録が認められたグルメ垂涎の一品であります。「関」とは大分県の佐賀関のことで豊予海峡に面しています。

瀬戸内海と太平洋の境界に位置するこの海峡は潮流が速く、海底の地形も複雑で、そのため、網が使いにくく、漁は一本釣りが多い様です。一本釣りは魚に傷がつきにくく、魚へのストレスも少ない。

しかも、速吸瀬戸(はやすいせと)と言われるほどの潮流に鍛えられた身は締まり、豊富なプランクトンのお陰で味もよく、更に寄生虫の心配も少ないとされることから「活けじめ」で刺身として食され、その味は一度食べたら忘れられない美味しさと言われています。

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関あじと関さば(ヤフーフリー画像より掲載)

2014年10月5日
山本 力男


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