支部長のひとり言 「養殖ウナギの9割はオスの様です」 鰻と言う魚は実は色々と謎が多く、生態は未だに明らかでない部分が多いそうです。特に生殖や産卵のシステムには不明点が多いと言われています。
そのため養殖ものと言っても卵から育てるのでなく、海から天然稚魚を捕獲して成魚にしています。稚魚はシラスウナギと呼ばれ体長6cm前後でこれを囲いに入れてエサを与え、大きくしていたわけですが、出荷時には何故か9割近くがオスになるそうです。 と言うのもシラスウナギは未分化で成長過程で雌雄が決まるそうです。鰻の場合は生態自体がはっきりしない為、オスが多くなる理由も解明されていない様です。 一説には養殖では人口密度ならぬ鰻密度が多い為だと言われています。ともかく養殖ウナギを食べたら「これはオスだな」と思ってほぼ間違いないそうです。
2014年8月5日 |
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