支部長のひとり言 「最近、町中をストックを使って歩いている人がいます」 雪もないのに両手にスキーのストックの様なものを持って歩く人を見かけます。
この「ノルディック ウォーキング」、元はクロスカントリーのトレーニング法としてフィンランドで生まれました。 それが一般向けの手軽な運動法として広まり、1990年代以降、日本でも人気が出始めた新種のエクササイズです。ストックを2本使って歩く姿は一見楽をしている様に見えますが、2本のストックを使いますと体の上下運動が大きくなり、むしろ効率の悪い歩き方になります。普通に歩くよりもエネルギーの消費が多くなり、その分酸素摂取量が約12%心拍数が約6%高まることが明らかになっているようです。 一方それだけの運動量に関わらず膝や腰の負担が少いので高齢者にお勧めだと云われています。「運動をするにも運動するだけの体力がない」人でも一度試してみてはどうでしょうか。
2014年4月5日 |
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