4月のお花見と言えば、花冷えと言う言葉がある様にこの日も肌寒く、出発時間前の皆さんはバスの中で時間待ちされる状況ではあったが、空は青空が広がり吉野に到着時は絶好のお花見日和になる予感を抱きました。
今回のお花見は、過去最高の113名のご参加を得ました。うちご夫妻ペアは32組(女性参加者、計38名)という大盛況で バス3台を連ねて枚方市駅を朝8時に出発、交野南I.C.から第二京阪道路を利用して南阪奈道路の終点の葛城I.C.まで行き、以後は一般国道169号線を一路南下し続けて快晴の吉野山・下千本バス乗降場に2時間後の丁度10時に到着しました。
下千本はこの日4月12日が満開日に当たり、最初の予感通り絶好のお花見日和で、展望所から見る山の景色は絵画のようで、皆さん一斉の写真撮影会の様相になりました。
もともと 吉野と桜の関わりは 大峰山で修行した役行者(えんのぎょうじゃ)が、金剛蔵王権現を桜の木に刻んで本尊にしたことから信仰と結び付き、神木として献木や寄進が相次いだと伝えられています。日本の歴史の詰まった山上の吉野千本桜は世界遺産に認定され、土産物店や飲食店、旅館そして出店(でみせ)が並び、今なお昔の栄華のなごりを留めています。
その沿道を眺めながら歩くこと30分ほどで、修験道の根本道場・本堂である金峯山寺蔵王堂(きんぷせんじざおうどう)に着きました、丁度この日吉野桜の開花を本尊に報告する儀式の花供会式(はなくえしき)に遭遇し、先頭を独自のステップを踏みながら進む“奴踊り”を見物できたのも印象的でした。
それぞれ思い思いの散策を楽しんだ後に下山し、次の昼食休憩所である、桜井市山村の「卑弥呼の庄」に向かいました。昼食時は、佐々木支部長の乾杯の音頭で地産地消の農村バイキング料理を堪能しました。
14時に再び乗車し車窓から咲き誇る桜を楽しみながら、のどかで豊かな明日香の村々を眺め、途中飛鳥のシンボルの石舞台古墳も見て、15時前「甘樫の丘」のいちご農園のビニールハウスで、取っては食べるイチゴ狩りをお腹一杯満喫し、家族へのお土産「あすかルビーいちご」を購入し、帰り前に号車ごとに記念撮影を行ったのちに往路を逆コースで帰路につき、17時10分出発点に帰着しました、大変思い出に残る春のレクリェーションを満喫しました。
写真撮影:安井 倉橋 大熊
記事作成:倉橋 大熊
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