今年の社会見学会は、播州赤穂の塩づくり体験と龍野市の「そうめんの里」にて”そうめん”づくりを見学しました。
★実施日 2009年9月17日(木) 快晴
★行き先 赤穂市立海洋科学館&龍野市そうめんの里。
午前8時、京阪くずは駅近くに集合、参加者60名が2台のバスに分乗し予定通りに出発しました。名神、中国道、山陽道と快調にドライブ、道中、浜井支部長より本年度支部総会中止に至る説明や秋のレクリェーションへの参加要請などが話されました。
○ 赤穂市立海洋科学館・塩の国
10時30分赤穂市立海浜公園に到着、広大な公園内に海洋科学館があり、ここで瀬戸内海の生い立ちや赤穂の歴史、自然を学びました。同館内にある「塩のギャラリー」では、世界各地で産出される岩塩が展示されており、塩の製造方法と共に皆さんの興味を集めていました。
そして、科学館裏にある入浜式塩田や流下式塩田などの実物を見学した後、別棟にある塩づくり体験棟で参加者全員が塩づくりを体験しました。濃度の高い塩水を土鍋で加熱撹拌していくと約20分ほどで、きめの細かい見事な塩が出来ました。自らの手で造ったその塩を記念に持ち帰りました。
○ かんぽの宿「赤穂」
昼食宴会は瀬戸内海に面した小高い丘にある「かんぽの宿赤穂」にて行われ、皆さんは到着後すぐに海の見える露天風呂で汗を流し、サッパリとした顔で昼食会場に集合、支部行事参加回数5回到達者への記念品贈呈、1円・5円カンパの箱回覧後、浜井支部長の乾杯の音頭で楽しい昼食会が始まり、大いに語り合い後半はカラオケで盛り上がりました。
○ そうめんの里
次の目的地は、龍野市にある揖保の糸資料館「そうめんの里」です。 資料館に入って直ぐに、入り口横で”そうめん”を延ばす実演が行われました。始め20センチほどの”そうめん”が、職人さんの手によって150センチくらいまで見事に均一に延ばされます。出来上がった”そうめん”を手に触れてみると、まるでゴムのように弾力とコシがあり、皆さん大いに感心されていました。
その後、資料館に展示されている昔の製造方法の説明を受け、さらに現在の製造工程の一部を見学しました。また、出来上がった商品の説明によると、現在最も多く(商品の約80%)市場に出ている商品は、”そうめん”を束ねている帯が赤で、直径が約0.7ミリだとか、そして高級品は黒帯で直径が約0.5ミリとなっているとの事です。一度百貨店やスーパーで確認して見ようと思います。皆さんも確認して”そうめん”を購入される様に、奥様に助言されるのも楽しいのではないでしょうか?
資料館見学後、試食コーナーで”そうめん”を賞味しましたが大変おいしかったです、勿論赤帯ですが・・・!。参加の皆さんは、お土産コーナーで”めんつゆ”などを買い求められていました。
初めての塩づくりなど珍しい体験をして、全員無事に定刻通り樟葉に午後6時すぎ帰着、有意義な社会見学会となりました。
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