「大門酒造」社会見学会
 枚方北支部社会見学会2008/9/20(土)
 
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待合せ風景
  今年度の社会見学会は、今年初めての日本上陸台風13号が通過した後の秋晴れの日に、実施されました。
 場所は、JR学研都市線河内磐船駅から東へ徒歩約10分の所にある、「大門酒造」と言う酒蔵を見学しました。ただ残念なことに、酒の仕込みは雑菌の少ない冬場に行われるそうで、気温の高い今は酒の仕込み時期でない為、稼動しているところは見学できませんでした。しかしその酒蔵の情緒溢れるお食事処「無垢根亭」(むくねてい)にて、参加者50名が一堂に会しての大昼食会が催されました。
 支部長の挨拶後、松愛会会長の神田様より、10月からスタートする松愛会名変更についての詳細なご説明を頂きました。さらに酒造酒半 六代蔵元 大門康剛氏から30分余りに亘り、酒屋半佐衛門の歴史について、お話をお聞きしました。その後神田会長の乾杯の音頭で、素晴しい地酒の数々に舌鼓を打ちながら、楽しく昼食会がスタートしました。
 美味しい地酒がたらふく飲めるとあって、呑み助の集う松愛会枚方北支部参加者一同、大いに盛り上がり”この様な催しも悪くない今回の見学会は大成功”との参加者皆さんの声をお聞きし、幹事役一同大変喜んでいました。

★ 酒造酒半「大門酒造」の紹介
 文政9年(1826年)創業で、屋号”酒造酒半(しゅぞうさかはん)”の由来は、酒屋半衛門から来ている様です。また交野のこの地方は、酒屋の命である水が裏山の清水が谷から湧き出る清冽な仕込み水に恵まれ、さらに交野が原の沃野(よくや)で収穫された良質の米に支えられているとの事です。さらに蔵元のお話によると、以前の酒は、特級、1級、2級と有ったが、これらは美味い酒の順番と思っている人が多いが、実はメーカーの自己申請で決めていたそうです。従って過去は特級酒必ずしも美味い酒とはかぎら無かったそうで、今は精米歩合や使用原料などで、大吟醸、吟醸、純米酒などと表示するように決められています。日本酒の消費は、昭和30年代がピークで酒類の37%を占めていましたが、現在は7%程度に低迷しています。大門酒造は、10年前からインターネットで海外への販売を始め、1999年にカリホルニアに代理店を外人共同経営者と共に開設し、全世界に清酒の良さを発信しているとの事でした。現在、大門酒造の生産量の30%を輸出しているそうです。

★ 酒半のお食事処「無垢根亭」
 お客様との出会いの場として平成11年に、名前を無垢根村から取り「無垢根亭」としてスタートしたお食事処で、仕込蔵の屋根裏を改造した情緒のある座敷で、お酒と食事ができます。そこのテーマが「酒に酔い、人に酔い、夢に酔う」であるとの事。もし個人的に一度行ってみたいと思われる方の為に、少し紹介します。”注”下記の全ては予約制です、予約を忘れずに。    

  営業日、営業時間帯について
営業日 時間帯A 時間帯B
金曜日 午後1:00 午後7:00
土曜日 午後1:00 午後6:00
日曜日 午後1:00 午後6:00

無垢根亭のTELとFAX
 TEL:072−891−0353
 FAX:072−891−0354
 ホームページ:http://www.sakahan.com
 住所:交野市森南3−12−1


                          大熊 啓佑 記
河内磐船駅正面
大門酒造全景
歩いて大門酒造へ
酒屋半佐衛門の看板
母屋への通路
庭と母屋
着座しくつろぐ皆さん
着座しくつろぐ皆さん
着座しくつろぐ皆さん
挨拶される支部長
神田会長のお話
”六代目 蔵元”のご挨拶
乾杯の音頭を執る会長
純米吟醸新酒”利休梅”
麦酒”無垢根亭”
談笑中の皆さん
”話が弾む人々
半佐衛門の暖簾
酒蔵の設備T
酒蔵の設備U
純米吟醸新酒の広告
帰り際にお土産
地酒の展示




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