今年の北支部春のレクリェーションは,多くの方の要望もあって昨年誕生した落語専門の寄席、大阪天満天神繁昌亭で落語を楽しもうと計画いたしましたところ、121名の皆さんが参加され久しぶりに落語を堪能されました。
★実施日 2007年4月12日(木) 晴れ
★行き先 天満天神繁昌亭、中華レストラン「東天紅」
【中華レストラン「東天紅」で昼食】
京阪天満橋に10時45分集合、すぐに隣のOMMビル20階にある中華レストラン「東天紅」に移動、会場となる大広間はリバーサイドで眼下に大川の流れ、その堤にはすでに満開の桜が望まれ、いつもと少し違う「眼下の花見」となりました。
少し早めの昼食会は、浜井支部長の挨拶、そして支部行事ポイント達成者への記念品贈呈が行われました。 続いて北支部会員でもある神田会長の挨拶と乾杯の音頭で楽しい昼食会が始まり、円卓テーブルを囲んで次々と運ばれる中華料理を大いに楽しく味わいました。
【天満天神繁昌亭】
約1時間中華料理を楽しんだあと、参加者の皆さんはOMMビルを後に徒歩で繁昌亭に向かいました。素晴らしい天候に恵まれ、大川堤の満開の桜を鑑賞しながら大阪天満宮へ、そして境内で参拝をし左奥へと進み裏に抜けるとすぐ右が繁昌亭に。
繁昌亭は昨年(平成18年)9月15日にオープンした落語専門の寄席で、関西では60年ぶりの復活とのこと。こじんまりした建物の前には初代桂春団治が使用していたものを復元した赤い人力車と、当時(明治時代)の面影を偲ばせる黒い郵便ポストが展示されています。また建物内外には、募金をした個人や団体の名前がはいった提灯がかかっていました。とくに客席の天井にはその提灯がぎっしり。客席は216席で、オープン以来連日満員お礼とのことで、今回も客席後方に補助椅子が用意されていました。
当日の出し物は、落語が8席、色物(漫談)2席が演じられ、若手落語家の熱演に思わず引き込まれました。とくに、「長屋の花見」や「道具屋」そして「十とく」など落語ファンならずとも昔、一度は聞いたことのある懐かしいもので、いわゆる落語のスタンダードナンバーではないでしょうか、皆さんはおそらく大満足の3時間だったと思います。会場内は写真撮影が禁止のため、舞台の写真が撮れず残念でした。劇場を出る時には出演者が表に並び我々に対して握手で見送っていただきました。この繁昌亭がいつまでも繁昌するよう願ってそれぞれ家路につきました。
★落語の中に出てきた懐かしい言葉、ご存知ですね。
○ねぶか
○よさり
○かんてき
○へっつい
(写真、安井重仁、田宮正勝)
岸本 康宏 記
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