秋のレクリェーション |
木曾三川公園と湯ノ山温泉の旅 |
枚方北支部 2005/11/22(火) |
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枚方北支部秋のレクリェーションは、日本における治水工事の歴史を探訪し、あわせて温泉と紅葉を楽しもうという企画をたてました。
○ 行き先 木曾三川公園と湯ノ山温泉 ○ 実施日 2005年11月22日(火)快晴 ○ 集 合 楠葉駅前 7時45分出発 ○ 参加者 63名 バス2台に分乗 ★ 木曾三川公園 (岐阜県海津市海津町油島) 木曾三川とは、岐阜県西部を流れる揖斐川、長良川、木曽川のことで、この三川が近接したところに位置している。 公園内には広大な芝生の広場、花壇、昔の農家(輪中の農家)の展示や治水神社がある。そして公園の中央にシンボルの展望タワー(高さ65m)があり展望台からは木曾三川を見渡すことができる。当日は小春日和で遠足の小学校生徒とも一緒になり賑やかであった。 ★ 宝暦治水(NHK「その時歴史が動いた」で紹介) 江戸中期の宝暦4年(1754年)江戸幕府は、薩摩藩に木曾三川の分流を目的とする治水工事(宝歴治水)を命じ、油島の締切工事などが行われた。工事は困難を極め多くの犠牲者を出しながらも1755年に完成する。現在の千本松原は油島の締切工事によって造られた堤防のなごりである。往きの車中で上記ビデオを観賞、予備知識を得たのでより興味深く見学でき、先人の苦労に想いをはせた。 ★ 輪中の農家 川に囲まれて度重なる洪水の被害から土地、建物を守るため村落の周囲を堤防で囲みました(これが輪中と呼ばれる)。敷地の中に土を高く盛り石垣を築いて「水屋」と呼ばれる独特の建物がある。 また、母屋と呼ばれる建物には上げ仏壇などこの地域独特の工夫が見られる。 ★ 治水神社 宝歴治水工事で犠牲になった多くの薩摩義士を祀る神社で、最大の難工事であった油島(長良川と揖斐川の間)に建てられている。 ★ 湯ノ山温泉(三重県三重郡菰野町) 木曾三川公園から車で1時間弱で御在所岳のふもと湯ノ山温泉があり、鈴鹿スカイラインからの紅葉の眺めは素晴らしい。我々の昼食宴会場となった「鹿の湯ホテル」はその昔、傷ついた鹿が湯に浸かって傷を治したといわれる名湯だとか、猪の肉や鹿のしぐれ煮など名物料理をおおいに楽しみました。 岸本 康宏 記
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