【 庭園の見学 】
　3つのグループに分かれて、それぞれがボランティアガイドさんの案内により、10時30分頃から約1時間程『松花堂庭園』を見学しました。江戸時代初期の華やかな寛永文化の中にあって、「書・画」「茶の湯」「和歌」に秀でた文化人として活躍した松花堂 昭乗(1582 ～ 1639)ゆかりの庭園で、新緑の樹木・草花の多い優美な景観と静けさを満喫することができました。
　ガイドさんの話では、庭園の広さは約6,600坪で甲子園球場のグラウンドの1.5倍程もあるそうです。多種類の樹木・草花（梅・椿・桜・紅葉ほか）の中で、当日は主に約20種類ある竹について懇切丁寧に解説していただきました。真竹や孟宗竹と共に、薄い黄金色の”キンメイモウソウ竹”の群生も印象に残りました。史跡「草庵・松花堂」「泉坊書院」及び、3つの庭園茶室の優雅な景観や「水琴窟」の澄み切った音色にも魅せられました。庭園見学後、グループ毎に集合写真も撮りました。

【 昼食・懇親会 】
　庭園見学終了後、11時40分頃から庭園の奥にある美術館別館の2階ギャラリーで昼食・懇親会が始まりました。お弁当、お茶、お酒(ビール・日本酒・ワイン)、コーヒー、その他の飲み物やお菓子が供されました。和やかな懇談の中で参加者全員からの自己紹介もあり、出身事業場や趣味などについて話していただき、予定時間を1時間ほど過ぎた午後2時前に閉会となりました。その後は「美術館」地階の展示ホールで各自が自由に見学をしました。短い時間ではありましたが、会員様同士の楽しい交流ができたように感じました。