秋の社会見学会
  
2017年10月24日(火)に秋の社会見学会 日光東照宮 を行いました。
「秋の社会見学会」は、横浜西口と田園都市線の南町田駅(グランベリーモール前駅)の2カ所が集合場所です。
ご夫婦13組の参加を頂き、55名の参加者が貸切バス2台を利用し、8時に目的地に向けて出発しました。

今回は、平成の大修理を終え、今年3月から公開された世界遺産『日光東照宮』です。
ブラタモリの番組で、日光は江戸時代の観光のメッカ、テーマ・パークだったと紹介をされていました。
とりわけ、荘厳・華麗な『陽明門』、『眠り猫』、『三猿』そして『鳴龍』が今回の見学のハイライトです。
途中渋滞にあいましたが、目的地に到着。見学の前に、富士屋観光センターで、秋の味覚松茸ご飯、和牛陶板焼き、日光ゆば煮に舌鼓。

ここで、『日光東照宮』の由緒をご紹介しましょう。徳川家康公75歳の生涯を終えられた翌年 元和3年(1617年)遺言により、秀忠が
家康を御祭神としてお祀りした神社を建立。その後3代将軍家光がきらびやかで荘厳な社殿に建て替え、今日に至ります。

『石鳥居(重文)』は、元和4年(1618)筑前藩主 黒田長政が奉納。重い石材を、はるばる九州から船、陸路、人力で運びました。
『五重塔(重文)』は、慶安元年(1648)若狭小浜の藩主 酒井忠勝が奉納後火事で消失、その後文政元年(1618)酒井忠進が再建。
『表門(重文)』は、東照宮最初の門、左右に仁王像が安置されているので、別名仁王門と呼ばれています。

『神厩舎・三猿(重文)』の中に、有名な見ざる、言わざる、聞かざるの『三猿』があり、まるで生きているようです。
『陽明門(国宝)』は、日本を代表する最も美しい門と言われており、5000以上の彫刻は見事です。
『眠り猫(国宝)』は、左甚五郎の作。日の光にうたたねしているところから「日光」にちなんで彫られたと言い伝えられています。

『鳴龍(薬師堂)(重文)』は、天井の龍の絵の下で拍子を打つと、鈴を転がしているような龍の鳴き声に聞こえます。
『唐門(国宝)』は、全体を白く塗られひときわ目立ちます。家光の意向で白を基調にしたと言われています。

二荒山(ふたらさん)神社は、日光山信仰の始まりとなった古寺です。
輪王寺(りんのうじ)』は、本堂他20以上の建物を総称して輪王寺と称しています。

多くの社殿をじっくりと見学でき、ご利益もいただき、皆さん笑顔で無事日光東照宮観光、日光詣を終えました。
15時に「横浜駅西口」、「南町田駅」の二箇所に向けたバスが出発、帰路につきました。バスはゆったり座れ、見学の疲れを癒せました。
   (浜田 博 記)
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写真−2
南町田駅前からの出発風景
前日、関東地方に台風が直撃しましたが、

当日は、観光に快適な気候でした。

平日なのに観光客で賑わっていました。
横浜駅西口前からの出発風景 スタッフ手作りの観光資料をじっくり読む
佐野インターでバスが合流 バスの添乗員(?) ワンちゃんも観光旅行(?)
日光に到着 富士屋観光センターでご昼食
豪華メニュー 日光ゆば煮が名物 さあ!出発 砂利道をザクザク
スカイツリーと同じ標高 輪王寺     紅葉が美しい
観光スタート! 輪王寺前  
 
石鳥居
石鳥居前  
 
表門前  
 
五重塔 表門 表門の仁王様(ガードマン)
三猿 華麗に修復
皆様何に注目しているのでしょうか?  それは日光杉の枝払い イベントではありません
 
 
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