伊藤誠二さん(65歳)は海外営業時代の経験を生かすことをとの思いから2004年、横浜市国際交流協会の日本語講師の講座を受講し、外国人で日本で生活に必要な日本語を勉強したいひとに、日本語を教えるサポーターとしての活動がボランティアのスタートでした。
教えていくなら日時を決めた画一的な勉強のみでは不十分、より高度な日本語の勉強を、会話を、そして日本文化、を勉強したいとの要望が多くなり、それに応えることに力を入れる必要性を痛切に感じた。
勉強するひとのレベルに合わせた日本語を教えていくなか、勉強している皆さんからその国の文化を教えてもらう、教えあうという活動の輪となり日本語の勉強はもとより、その国の文化を勉強することへの大きな輪に拡がる。現在拠点を横浜市内のマンション1室を借り勉強、文化の場づくりまさに日本文化、外国文化を交流する楽しい「おしゃべりサロン」となり国際交流の輪を拡げる活動となっている。
活動の一日を紹介しますと、日本語をより深く教わりたい奥様への実践として日本経済新聞の記事を読み理解をすること、又 お子さんで日本の高校受験に必要な知識や面談の指導を行っています。
この活動は伊藤さん一人のみでは大変なので数名の協力を得て行っており朝早くから夜遅くまで国際交流の輪を拡げる場づくりの拡大に精力的に取り組んでいます。
(横浜西支部レポーター田中勝英)
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