足尾の山に緑を!

 第5回 栃木県日光市足尾地区の山間地帯への植樹活動
 
実施日:2011924日(土)

参加人員54名(本部からの参加+松愛会会員:37名  ナルク:17名


 自然環境破壊の再生、地球温暖化防止をめざした社会貢献活動として、本部より社会貢献活動支援補助金を得て、本年も第5回目の足尾植樹活動を、快晴の中で実施した。
 栃木支部で行う足尾植樹が、本年から取り組みの始まった、社会貢献活動の「現場体験と情報共有の場づくり」としての対象となり、松愛会本部の会長・副会長・社会貢献委員長を始め、北海道〜静岡まで15名の支部長・地区委員の方々が参加された。
 
 参加人員は松愛会37名、協賛参加の栃木ナルクを中心に、群馬、小山ナルクからの参加含め17名、過去最多の総勢54名となった。
 本年の樹種は背丈1m程度の「コナラ」と「グミ」の合計270本だが、この中には、支部会員が一年間をかけて、種から育てた「コナラ」40本が含まれている。
 植樹作業は、会長挨拶と現地NPOの方の説明を受けた後に開始したが、植樹地がかなり高所斜面であったので、樹木と用土の運搬に多くの時間と体力を割かれ、一時は270本の 植樹完遂が危ぶまれたが、幸いに砂利が少ない斜面で穴掘り作業がやり易く、予定より約20分遅れたが270本の植樹を完遂し、記念プレートを立てて全員で記念写真を撮った。
 以前の記念プレートは、耐久性を考慮してプラスチック板に刻印したものを業者に依頼したが昨年からは環境に配慮し、手作りの木製板に参加者全員の名前の寄せ書きを行った。
  
 この活動には年間150団体余りが参加され、10,000本程の植樹を実施している。小中学の環境保護授業の実習を兼ねた植樹や交通、運輸に携わっている業界の看板が多く観られた。
 川の対岸に過去3回の植樹場所が見る事が出来たが、大きく順調に生育しているのが確認できた。

「足尾に緑を育てる会」の皆さんと来年の再会を約束、「お願いします」との期待の声を戴いたが、今後は苗木も大きく育ち密集し始めたので、植樹だけでなく間伐の必要性が出てきたと言う。
 
 爽やかな秋空の下で心地良い汗を流し、充実感いっぱいで国民宿舎「かじか荘」で食事と温泉につかり、疲れた体を癒すことができた。




来年の植樹場所?

これ+40本です

植樹場所を見上げて…

山下会長挨拶

NPO秋野副会長の説明

荷揚げ作業1

荷揚げ作業2

荷揚げ作業3

標高100m荷揚げ

植樹作業

崖下は松木沢

プレートに記名する
佐藤社会貢献委員長

全員で記名

作業完了 記念撮影





前回はこっちです