講 師: ◆大類 隼人 氏
◆岡部 敦吏 氏 :Four Seasons Co.,Ltd. 代表取締役CEO/
Future Code ボランティアスタッフ
場 所: 高槻市総合市民交流センター 視聴覚室。
参加者:26名の参加がありました。
参加費:無料
首題の趣旨:
世界中の貧困や感染症などの多くの疾患に対し、神戸・関西から「市民活動」としての国際医療支援を続けて
おられるお二人の講師の行動から、貧困地の活動の最前線の状況を知るとともに、ボランティアに関し、我々一人
ひとりが何ができ、何をすべきか考える一助とする。
講演の要旨:
◆プロジェクター映像により、10:00〜11:50まで講演。その後約10分間Q&A。
◆岡部 敦吏 氏
・ご自身が、大類氏が行われている国際医療支援の活動に飛び込んだ経緯と、昨年9月に
バングラデシュに行き、初めて行った医療支援活動について紹介。
・ご自身のように、医療についての知識が全くない者でも、医療活動を行う人々を支援することで、
支援活動に大きく貢献できると述べられた。
また、ボランティアには種々の形態があるとも述べられた。
◆大類 隼人 氏
・2010年1月のハイチ大地震、2011年3月の東日本大震災、同年10月のトルコ大地震で、緊急医療活動に
参加した。
・2010年、大地震に襲われたハイチに医療支援で訪れていたとき出会った「ハイチのマザーテレサ」と呼ばれる
医師のシスター須藤昭子氏との出会いから、現在までの活動状況を描いたドキュメンタリービデオ
「未来への鍵」を放映。
・2011年に立ち上げた国際医療支援団体 Future Codeの活動拠点は、日本、ハイチ、バングラデシュ、
ケニアである。
・外国の医療問題としてとらえるのではなく、同じ人間であるそこで生きる人々と共に立ち向かうべき
問題として考えている。
その土地の人を知り、文化を知り、それを踏まえローカルイニシアティブを重要視している。
・何事にも疑問を持ち、思考し、行動し、答えを導くための”Critical thinking" の思考法が大切。
◆総括
・大変感銘を受けた講演でした。
・終了後、出口に置いておいた「NGO Future Code 入会申込書」を持ち帰る方が多くおられた。
以上