<第26回 学ぼう会>                     2015年 3月29日

  <テーマ> 「今からはじめるシニアライフ対策」
          〜成年後見人制度と相続、遺言の話〜   

 講師: 坂西 涼(さかにし りょう)氏、白藤 善啓(しらふじ よしひろ)氏
                司法書士 / 司法書士法人おおさか法務事務所本町オフィス
 
       ◆持田 律子 氏  パナソニックエイジフリーサービス(株)。
 場所: 高槻市総合市民交流センター  視聴覚室。
 参加者: 43名の参加がありました。

 講演の趣旨:
   <成年後見編> もし、何もせずに認知症になってしまったら、どんなことに困ってしまうのか。
   <遺言書編>   誰もが経験する相続。うちは大丈夫って思っていませんか。
 講演の要旨:
   ◆配布説明資料をもとに、13:30〜15:30まで講演とQ&A。その後約30分間の個別相談。
   ◆パナソニックエイジフリーサービス 持田課長
    ・パナソニックの介護事業 エイジフリー事業の取り組みの紹介
     エイジフリーとはパナソニック、パナホームが取り組む高齢者・介護事業のブランド。
     バリアフリー(物理的障害からの解放)+ケアフリー(介護負担からの解放)+
     ストレスフリー(生活負担からの解放) ⇒ エイジフリー
           
   
  ◆坂西司法書士
    
・現在の65歳以上の人口は約3,300万人。
     65歳以上の認知症患者数は予備軍を含めて800万人。
    ・高齢者が認知症になった時のリスク。
     @本人でなければお金はおろせない A契約の厳格化 B金銭管理の適正な方法がなくて困る。
    ・認知症の不安への対応。
     成年後見人制度には法定後見と任意後見契約の2種類があります。
    ・対応策 @財産管理契約 A任意後見契約 B遺言書。
        

  ◆白藤司法書士     
    ・これからの相続対策。
     @相続税問題 A納税資金問題 B遺産分割問題 C資産管理対策 D資産運用対策。
     ・亡くなったあと、自分の意思を残す方法。
     @エンディングノート A遺言書 B死後事務契約 C信託契約(家族信託) D生命保険契約。
         

  ◆総括
    ・雨の中、43名参加頂き会員の方の関心度の高さがうかがえた。
    ・「今からはじめるシニアライフ対策」第二弾を検討したい。
                                                             以上