昨年、台風の影響で中止した魚釣りクラブとして初めての「イカ釣り」を、今回は天候に恵まれて若狭湾で実施することが出来た。
参加者は当日午後2時に集合場所(高槻・杉生)に集合、諸連絡の後自動車3台で出発。途中夕食・氷などを購入して4時30分に小浜市西津の「松見渡船」に到着、駐車場で各自夕食を摂り乗船準備をした。
「イカ釣り船」は5時過ぎに出港、一路沖合に向かって大飯原子力発電所の前を通過し、小浜湾を出て若狭湾の中央を目指して全速力で1時間20分走った。途中西の水平線に沈む真っ赤な太陽が非常に印象的で誰かが「トワイライトエクスプレスに乗ってもこんなスバラシイ景色は見れへんで!」という言葉に相槌を打ちながら満喫した。
釣り場に到着した頃には日も落ちて周りも暗くなり、早速船の集魚灯に点灯して「イカ釣り」開始。
仕掛けは疑似餌針を3〜5個使用、船に備え付けの手釣り用のものと、自分で用意した竿釣り用とありそれぞれ好みの仕掛けを出していよいよ釣り開始。最初はなかなか要領がわからないが、船頭の指示で水深40メートル付近でアタリを待つ、誰かが最初の一匹を釣ると早速その付近の深さに合わせる、などいろいろ工夫をしながらぼつぼつ釣れだした。
周りの海面は真っ暗で船の周りだけが集魚灯で昼間のように明るく、カモメがたくさん寄って来るし、遠くには同じくイカ釣り船の明かりが点々と見えてやや幻想的な雰囲気でもあった。
釣果は5〜11匹でやや不漁であるが、全員釣れて心配した船酔いも無く、最初のイカ釣りとしては成功。
11時30分に納竿、1時間30分掛けて西津港の桟橋へ帰着、近くの旅館で一泊し、翌朝ゆっくり寝て13日昼前に高槻に無事帰った。
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