2017年04月度撮影会

実施日 2018年 04月11日(水)
撮影地 奈良 吉野山
課 題  『桜』
世話役 鎌田茂 西村武
参加者 24名


 4月の撮影会には桜は外せない。しかしクラブの撮影会としては毎年開花時期を合わせることが難しく苦労する。今年はそうした問題が無い様にと吉野山が選らばれた。例年4月初めに下千本から咲きだし、上千本が満開になるのは4月中旬以降で、開花時期が長い。バスの予約の関係もあり、4月11日実施に決められた。

 中型バスで7時半摂津富田駅を出発。途中JR高槻駅・阪急水無瀬駅に寄り、新開通の高槻インターチェンジより吉野山に向かう。

 今年は3月の異常高温で桜の開花が1週間から10日早まってしまった。当初の予定は、バスを下千本の観光駐車場に止めそこから歩いて撮影しながら登る予定であったが、できるだけ高く迄行きたいと言う事で中千本とほぼ同じ高度の如意輪寺までバスを走らせていただいた。
 下車して集合写真を撮り、桜の撮影開始。残念ながら山桜のほとんどは散り、遅咲きの桜がところどころに見つけるのも難しく咲いているのみ。方針を変えて萌葱色の若葉の面白さを追う。
 如意輪寺駐車場から中千本に向かう途中で、「髙野マキ」の群生地を見つける。樹形や葉の面白さを皆でしばし撮影。中千本から上千本に向かう途中ではシャクナゲが沢山咲いているところが有った。普通4月末から5月初旬に咲くのに、これも3月の異常高温のためだろうか。ここでも撮影をたのしむ。
 昼食は弁当持参で、それぞれ都合のいい場所で都合のいい時間に取った。

 髙野マキの群生地 既に開花した シャクナゲ
  私たちは上千本に着く前にバテて下山を開始したが、上千本から吉野水分神社まで行き満開の桜をゲットした健脚の方や、バスで奥千本まで行かれた方もあった。
 下山の途中で蔵王堂による。10時から「大名行列」が行われ、その後「花供懺法会」「採灯大護摩供」が行われた。我々が到着した時は護摩木の燃え残りしかなかったが、これらの行事を撮影された方も何名かおられた。
 今回の撮影会は、メインの桜はほとんど撮影できなかったが、面白い被写体も見つかり楽しい一日であった。
 


文責 写真 : 見城好豊