2012年10月度撮影会

実施日 2012年10月12日(金)〜14日(日)
撮影地 長野県 蓼科・八島湿原・志賀高原・自然湖・開田高原
課 題  『秋の色』
世話役 宮田武
参加者 18名


 10月度撮影会は、二泊三日で信州の「秋」を撮りに行った。
車山高原にあるペンション「ライフイン夢」をベース基地として、蓼科高原、八島湿原、志賀高原、自然湖、開田高原を主な撮影地とし、移動途上のいいポイントでも撮影した。
 10月12日朝7時、ペンション「ライフイン夢」の中型バスで京都駅を出発。名神・中央道を経由して、ビーナスライン入り口の「信州味屋敷ささおか」で蓼科そばの昼食を取る。さすが信州、そばはおいしい。
 メルヘン街道(R292)を一路東へ。蓼科大滝・乙女滝・おしどり隠しの滝・御射鹿池と順に撮影。乙女滝は何度か来たことがあるが、水量は今回が一番多く、迫力があった。御射鹿池は紅葉には未だ早かった。日没を迎えてペンションに向かう。
 秋の日は短く、ペンションに到着したときはすっかり暗くなっていた。
 6時半、夕食の準備が整う。ビールも入り、疲れを忘れ初日の撮影談義に花が咲く。
 明日は4時起床、4時半出発。あまりゆっくり葉出来ない。オーナー手作りの温泉に入り疲れを癒し床に着く。
 

信州味屋敷ささおか での昼食

ペンション「ライフイン夢」での夕食
蓼科大滝 乙女滝 おしどり隠しの滝
 二日目は、4時起床4時半出発。5時に八島湿原に到着。真っ暗の中で撮影準備。えらく寒い。ヘッドライトの先には霜で真っ白になた草木が目に入る。手袋をした指先がジンジン痛む。多分気温は零下何度かに成っているだろう。
 右上に三日月と金星が輝き、山稜線が淡い朱色の包まれ、その美しさに息をのむ。
 少しずつ明るさを増し、湿原の池が見えて来る。霧が上がっているのが見える。この光景をうまく写し取れないのがもどかしい。
 丘の上から撮影していたが、池の周りに近づこうと、霜で凍った木道を慎重に下る。そこにはもっといい光景が待っていた。夢中でシャッターを切りまくる。気が付くと集合時間の6時半。後ろ髪を引かれる思いでバスに戻る。
 遅れる方もあってバスは7時に出発。ビーナスラインを下る。途中ススキと山々の稜線の向こうに富士山が見える。ここで10分ほど撮影。
 一路志賀高原に向かう。紅葉は少し遅れて居るようだ。一沼・横手山周辺・白根山周辺で撮影し、二日目を終わる。
 

5時19分の八島湿原

6時1分 日の出前

富士山遠望
 三日目は、3時起床3時半出発。長野県南西部にある王滝村の自然湖に向かう。6時前到着。霧が出て素晴らしい。前回訪ねたのは7時で、すぐに霧は消え悔しい思いをした。早起きした価値はあった。
 8時半まで、変わりゆく光景をいろいろな角度からゆっくり撮影。
 バスに戻り開田高原に向かう。

自然湖の撮影

自然湖

開田高原のそば畑
 9時半開田高原に到着。木曽馬の里を散策。下の木曽駒牧場から撮影しながら食事や買い物の出来る「一本木亭」に向かう。ここも紅葉には少し早い。牧場や白樺・そば畑・一本木・空の雲などを撮影。11時半過ぎ一本木亭に入り、またそばを注文。席はペンションのオーナー道家さんが確保頂いたので、まとまって食事が取れた。
 食後記念写真を撮って帰途につく。

開田高原 木曽御嶽山をバックに記念撮影


文責・写真 : 見城好豊