☆第34回 晩秋の飛騨高山 |
〔 平成17年11月24日(木) 〕 昭和9年に国鉄高山本線が開通するまで陸の孤島だった飛騨 大化以前に中央の文化が入り 近世には天領だった飛騨 そこに培われた木の文化を訪ねました 参加者33名 |
高山への旅は錦秋の山々からはじまった。片道4時間のバス。急ぐことはない。景色もご馳走だ。 お昼どきに到着。 |
前回の松阪に続いて今回も牛肉料理。 特選飛騨和牛の陶板焼。 土地の野菜に、 |
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松阪でスキヤキ食べて高山は 寒にそなえて焼肉食らう |
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食後、すぐ前の「飛騨の里」に入る。 |
国指定重要文化財の「旧若山家」は、 築254年。荘川造りといわれる入母屋合掌造 |
旧若山家 |
車田 |
珍しい稲田に出合った。中心の杭から 豊作の神が降りてくる目印とも、恵みの |
バスで高山陣屋跡に移動。ここから地元ガイド 陣屋門の榑葺屋根を葺き替えていた。瓦の代 5年ごとに表、裏、上、下と差し替えて、都合 |
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近くの一位一刀彫の店に立ち寄る。精緻な彫刻だ。素材は白身の真ん中に赤身の 宮川を渡り高山市政記念館前で説明を聞く。ここは旧高山町役場で、同じ造りの玄関が |
三町は宮川と江名子(えなこ)川で囲まれた 陣屋より高い建物は御法度。 2階は低く抑え 出格子の意匠が微妙に異なるのは、飛騨の |
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飛騨一円の商業経済の中心地として栄えた。 たびたび大火にあった三町は、軒下に「秋葉さま」 |
宮川の鮮やかな紅葉を |
春慶会館 |
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帰途、ビデオ「日本の秋の唄」に合わせ、童心に帰って合唱。 事故もなく今年最後のイベントを無事に終えました。 | ||
醍醐寺の桜花で開き高山の紅葉で閉じた文芸クラブ |
文:永野晴朗 写真:奥村博昭 永野晴朗