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第58回 関西電力轄苟セ陽光発電所
大阪管区気象台
2012年9月20日(木)
参加者 73名(高槻70名 茨木摂津2名 その他1名)
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今回の見学先は関西電力轄苟セ陽光発電所と大阪管区気象台の2ヶ所です。
両方共に、我々の日常生活に密接に関連する所、特に太陽光発電所は、あの原子力発電所の大惨事以降、「脱原発」 「再生可能エネルギ−」の言葉と共に、各種報道に登場している事象でもあります。
参加者が若干少な目の例会となりましたが、スタ−トします。
私が乗りました2号車は、先ずは、太陽光発電所のスタッフに迎えられてPR館に入りました。
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1号車の皆さんは午後からの見学でしたが、午前中の2号車の参加者が右写真です |
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上写真は、PR館長様の「太陽光発電について」のDVDを見ながらの、詳しい説明風景です。
7万枚強の太陽光発電パネル(1.0×1.4m/m)が甲子園球場の5倍の敷地に設置され、発電を行っていること等を知りました。
発電は、常に使われる量を予測し、使われる量だけを発電することにより、周波数や電圧を維持しています。
説明では、太陽光発電が大量に導入されると、太陽発電は日射量によって発電量が変動するので(昼と夜、晴天と雨天の違い等)、使う量と発電する量とのバランスが崩れ、周波数や電圧が変動する恐れが出るとの話を聞きました。(電気の品質に影響があるとのことでした)
また、見学中の太陽光発電規模が標準的な原子炉発電の600分の1基相当だとの話も聞き、原子炉発電を太陽光発電に置き換えるには、発電量と発電品質において大きな課題があると思いました。
(このことに関する新聞・TV報道の見方が、今後違って来ると感じたのは私一人ではないような気がしました)
説明後、バスにて、太陽光発電パネル設置現場に向かいました。
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見渡す限りの広い敷地(大阪湾の人工島)、太陽光パネルを見学しました |
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この日は太陽光が充分でしたので、8千kwを越える発電量を確認しました。
展示室に引き返し、太陽光発電に関する説明パネルを係員の熱心な説明と共に、見学しました。
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1号車の皆さん 2号車の皆さん |
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1号車は大阪管区気象台から、2号車は堺太陽光発電所から移動しての昼食会場(リ−ガロイヤル堺)です。 |
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昼食会場にて |
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午後は1、2号車共に、午前とは反対に、2号車の私は大阪管区気象台に向かいました。
ここはセキュリティが厳格で、見学者ひとり一人にセキュリティカ−ドが発行され、入退場を管理されての見学となりました。
先ずはオリエンテ−ションです。
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1号車の皆さん
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2号車の皆さん |
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大きくは、「天気予報に関するグル−プ」と「地震に関するグル−プ」に分かれている気象台業務が紹介され地震業務は大阪と東京が情報収集局として同じ仕事を行っていて、万が一どちらかに地震が発生して機能マヒが生じても、全国に正確な地震情報が伝えられるようにしているとの説明に感心して聞き入りました。
特に緊急地震速報に関しては、そのシステムが「地震発生近くの地震計(全国に1,500ヶ所設置)が初期微動(P波)を検知し、気象台に情報を電送し、放送局から緊急地震速報を発し、数秒〜十数秒送れて到達する主動波(S波)に備える話には参加の皆さんは納得と同時に知識として取り込んだのではないでしょうか。
また、天気予報に出てくる降水確率に関する説明では、降水確率は全国を5km□に区切り、その区画内の気圧配置が似た100例のデ−タをピックアップし、100例中1mm以上の雨がその時間帯に降った回数を数えて降水確率を計算しているとの話も聞きました。
降水確率は雨量の大小でも、降る時間の割合でもなかったことが判りました。
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緊迫した業務(左は地震グル−プ、右は天気予報グル−プ)を見学中 |
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1、2号車それぞれに、17時前後に高槻市役所前まで帰着、解散としました。
HP担当 佐藤隆重(文、2号車の写真) 内田頼久(1号車の写真)
今回のリ−ダ 佐藤隆重
サブリ−ダ 大都百合子 内田頼久 谷本昭子
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