◇第41回 大塚製薬・大塚食品/鳴門公園(渦潮の道)
      ポカリスエットとオロナミンC工場/渦潮見学

              
2008年4月10日(木) 
              参加者  82名(高槻79名  茨木摂津2名  その他1名)

昨今、社会問題化している食品の安全についての認識を高めようと製薬メ−カ−が母体の食品製造工場を訪ね、狙い通りの成果を得る見学会となりました。
以下にその行事内容を報告します。

当日は低気圧の接近で、集合時刻の頃には風雨が強まり、徳島への道中の明石大橋と大鳴門橋の通行を心配しての出発でした。
しかし明石大橋を渡る少し前に天候が急変し、薄日が射す中、予定通りの10時過ぎに最初の訪問地の鳴門公園に到着しました。
高槻からの観光バスから昼食会場差し回しの公園専用バスに乗り換え、鳴門海峡渦潮の上に架かる観光施設「渦潮の道」へ。


この観光施設は大鳴門橋の道路下で、元々は鉄道敷設を予定していた空間に、鉄道に代わって設けられた遊歩道として知られる所です。
渦潮が多く発生する海上まで、450mを歩いて観光できるものでした
路面に設けられたガラス窓を通して、45m下の海面が見え、鳴門海峡の早い潮の中に渦らしきものが出来ていました。
この日は運悪くもっと早い潮の時に出来る豪快な渦は見ることが出来ませんでしたが、大橋全体のトラスト構造を身近に見学出来ました。
少し残念な思いを残して昼食会場へ移動となりました。
昼食は鳴門海峡の渦潮に育った鯛づくしの和膳を頂き、会員相互の親睦を深めました。
食後は今回例会のメイン行事、大塚製薬/大塚食品の工場見学です。
見学先の都合で、2組に分かれての約1.5時間のポカリスエットとオロナミンCの生産工程を見学しました。
大塚食品担当者の熱心な説明を聞きながらの見学でしたが、吉野川の清らかな水を使って清潔な工場でポカリスエットとオロナミンCが生産されていました。

私たちの身体は約60%が体液と呼ばれるもので出来ているらしく、ポカリスエットはその体液と同じ成分のため、摂取すると適度に吸収されるとの説明であった。(ただの水だけの摂取は体液が薄まり、水分不足なのに喉の渇きがおさまってしまうという説明も有り)
工場内を熱心に見学する参加者です。
オロナミンCもフルオ−トメ−ションの充填、異物チェック、賞味期限印字にて120万本/日が生産されていました。
説明員の話も熱が入ります。

集合説明では、ポカリスエットはペットボトル封入前には窒素を充填し、加圧状態にして容器の強度を増したり、無菌にしたりの「陽圧無菌方式」によりポカリスエットが生産せれている話を聞いた。


帰りに工場前で、組ごとに記念撮影をし、お土産に今日見たポカリスエットとオロナミンCを頂きました。
2組に分かれての見学であったため、見学していない組は徳島銘菓を生産販売している「阿波の郷に立ち寄るなどしながら淡路島のハイウェイオアシスで休息も入れ、18時前に全員無事に高槻に帰り解散としました。

  今回のリ−ダ− 佐藤隆重 
      サブリ-ダ-  内田頼久 岸本孝一

           文 佐藤隆重     写真 田中雪夫(一部 佐藤)
            
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