◇第37回 舞鶴引揚記念館と
             海上自衛隊舞鶴基地を見て平和を願う

              
2007年4月19日(木) 
              参加者  93名(高槻87名  茨木摂津3名  その他3名)

出席者93名、市役所前に集合(当日、連絡無しの欠席者1名)。
2台の観光バスに分乗して、舞鶴の引揚記念館と海上自衛隊へ。
(1)引揚記念館
舞鶴引揚記念館は第二次世界大戦終戦時に「終戦に伴う海外の日本人帰国支援事業」を展示紹介している記念館で、ボランティアの方々の説明を聞きながら
◆引き揚げまでの、辛く悲しい抑留生活(主にシベリア抑留)のすべて
◆引き揚げてきた方々の舞鶴港での様子やいまだ帰らぬ人を待つ婦人の姿
◆引き揚げに功績のあった人々の紹介
等々を知り、参加者全員で平和を祈りました。

舞鶴の新鮮な魚の昼食で懇親を深めた後

(2)海上自衛隊舞鶴基地へ
見学内容は、計画段階では自衛艦船乗船体験でしたが、国内外の情勢に影響されて航空基地見学を含む以下の通りとなりました。
@ 広報官による現状説明
power pointの映像を使って、舞鶴基地の主要任務「日本海の守り(秋田県から島根県まで)」についての詳しい説明と災害救援(昨年の台風23号)の話があり、さらに質疑応答を通して海上保安庁との違いも勉強できました。
A 海軍記念館見学
海軍記念館は旧海軍の史実と伝統を後世に伝えることと現隊員の教育の場として、昭和39年に設立されたもの。
貴重な記念品、資料など200点余りが展示されていました。
B 航空基地見学
ここの航空基地はヘリコプタ−が配備されていて、見学前にスライドを使ってヘリコプタ−がどのように(特に、不審な潜水艦の哨戒行動)使われるかの説明を受けていたので、大多数方が熱心にヘリコプタ−を見ていたようでした。

基地内の厚生センタ−で、市場では買うことのできない酒類などの買い物もできた。

帰り道、折角の舞鶴でしたので、観光旅行ツア−の定番のような「とれとれセンタ−」での魚介類の買い物も楽しんで、予定通り午後7時前全員無事に帰り、解散としました。

今回の世話役 佐藤 隆重
森田 晶
古谷 幹雄

引揚記念館前で記念撮影
ボランティアガイドの説明に熱心に聞き入る見学者
悲惨なシベリア抑留生活の模型 舞鶴引揚基地の模型
岸壁の母のコーナー 舞鶴基地海軍記念館(東郷平八郎)玄関前
航空基地艦船搭載ヘリコプター ヘリコプターの訓練機をバックに

          文   : 佐藤隆重 
          写真 : 内田ョ久